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優しい心 ページ23

中に戻り乱太郎くんと伏木蔵くんと一緒に3人の手当をする。

「保健委員の3人が最初の患者になるなんて、しかも自滅」


「先輩が動けないと、明日から困りましたねー」

伊作くんの足に包帯を巻き付けながら乱太郎くんがぼやく。


「乱太郎」

伊作くんは乱太郎の名前を呼び上半身を起こす。

「ん?」

「今から君を保健委員長代理に任命する」


「はいはい。動かないでくださいねー……ってえぇっ!」

乱太郎くんは流そうとしたものの、言葉の意味を理解し心底驚いた声を出した。

「えぇー!私が!?無理です。無理無理。」

乱太郎くんがあたふたとする中伊作くんが冷静に続ける。


「もう動ける保健委員は1年しかいないしそれに、大事なのは患者を気遣う優しい心。ですよね?A先輩」

とここで伊作くんに話を振られた。

伊作くんが1年生の時私が言ったの覚えてたんだ……。

『ん?そうよ。伊作くんも乱太郎くんもいっぱい持ってるもんね?』

私がそう言うと乱太郎くんの後ろで伏木蔵くんが頷いていた。


「え?心だけで良いんですか?」

話を聞いていた小平太くんが見当違いな発言をした。

タソガレドキに向けて→←不運発動



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作者名:(名前) | 作成日時:2025年2月7日 22時

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