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〚春風にて...〛
『ただいまお父さん、琉唯連れて来たよ!』
葵父「ありがとうな、琉唯くんこっち来てくれるかな?」
琉「はい!(何だろう…)」
葵父「琉唯くん、正直に答えて欲しい」
琉「は、はい!(凄く緊張する...)」
葵父「いつまで雑用するつもり?」
琉「え...どうゆうことですか?」
葵父「いつまで正社員じゃなくバイトでいるのかってことだよ...」
琉「えっと...ダメでしたか?」
葵父「ダメじゃないよ…ただ面接の時に言っただろう...[葵やお客さんを幸せにする菓子を作ってみせる]って」
琉「あ...」
葵父「それにね、うちでは菓子はバイトに作らせないんだよ」
葵父「だから、作ってみせると言ったからには正社員になってもらう必要があってね」
琉「そうですか...少し考えて見てもいいですか?」
葵父「ああ、ゆっくり考えて答え出してくれればいいよ」
〚数時間後...帰り道にて...〛
琉「なぁ葵」
『何、琉唯?』
琉「今日さ、葵のお父さんから正社員にならない?って誘われたというか話があってどうしたらいいのかなって」
『なってもいいんじゃない?』(嘘...琉唯が正社員...///)
琉「(葵が分かりやすく赤くなってる...)」
琉「葵はなって欲しいの?」
『...欲しい...』
琉「え?」(聞こえてるんだよな〜...)
『なって欲しい...(涙目)』
『そりゃあなって欲しいよ!でも、私の一言では決めて欲しくない(涙目)』
琉「葵...」(泣いてるし…)
『だからその...自分の意思で決めて欲しい』
琉「(まさか、葵がそんな事思ってたなんて...)」
琉「葵、俺さもう少し考えてみるよ。その...相談に乗ってくれてありがとうなニコニコ」
『!...うん!(目から涙がこぼれる)』
(琉唯の笑顔かっこいい...///)
こうして、葵達はお互いの事を考えていたのだった。
葵は、琉唯が正社員になった場合とならなかった場合を...
琉唯は、葵を悲しませない最善の方法を...
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作者名:mikuro | 作成日時:2022年6月19日 23時