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少し早く目覚めたこの朝






ドキドキして寝れないから、なんていうAさんの可愛い理由で、お互い背を向けて寝ていたけど


朝起きたらお互い内側を向いていて、Aさんはしっかり僕の腕の中











頬にある髪をそっと流すと、パチリと目が開いた



するとその途端、布団で全てが隠される









『すっぴん間近で見られるのムリです…』









ちょっと、今更ですよ?ってね 笑






元々それ程メイクが濃いわけではないから全然違和感もないし、寧ろ少し幼くなって可愛いのに












「可愛いですよ、どっちも」


『ほら、そうやって罠にハメようと…』


「違いますって、ほんとに」


『長谷川さんはいつでも綺麗だもん』








だもん、って可愛すぎでしょ。














Aさんが蹲っている布団に入り込んでその頬に触れると、自然と閉ざされた目






「キスしてほしいんですか?」


『な、っ……ちが、』


「違う?」


『ちが………わなくはない、けど…』


「けど?」


『………するのかな、って』









恥ずかしくなったのか、背を向けてしまったAさん


そんな可愛いこと言われて耐える方が無理なんですけど。













「Aさんこっち向いて」





ツンツンすると、恐る恐るこちらを向いたAさん


さっきよりも全然近いこの距離に、まだ慣れていない僕の心はドキドキだ












チュッと触れるだけのキスをして、笑い合う









そんな、幸せな朝。















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檸檬(プロフ) - ばたーかっぷさん» コメントありがとうございます!最後まで読んで頂き嬉しい限りです!リクエストもありがとうございます!検討してみます(*^^*) (2023年1月26日 22時) (レス) id: f8b27ea336 (このIDを非表示/違反報告)
ばたーかっぷ(プロフ) - 🐕くんfですが全編楽しく読ませて頂きました!ありがとうございました(*^^*)もし、檸檬さんに余裕があれば🐕くんのお話読みたいです!! (2023年1月26日 11時) (レス) @page50 id: 695cd69740 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:檸檬 | 作成日時:2022年8月23日 22時

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