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僕が話し終わる頃には、Aさんの目からは涙が溢れていて








「なんで泣いて……」


『ちが、……これは、泣いてない、です』









無理に涙を拭おうとするAさんの手を止めて、その涙にそっとキスした












「Aさん、好き。僕の彼女になってください」










目を見てそう伝えると












『…………私も、です。私でよければ、お願いします』






Aさんからの、待ち望んだこの返事













「え、まじ……」


『まじ、です』






期待はしていたけど、目の前で泣きながら笑っているAさんを見て、これは現実なんだ。って












『ほんとは、住む世界が違うからとか、色んな理由で諦めようって思ってたんです』


「え?」


『でも、こうやって2人の時の長谷川さんは距離感とか感じなくて、心地よくて』


「そうだったんだ…」


『私も、長谷川さんが好きです』









好きな人からの、「好き」って言葉は想像以上の破壊力で






「やば、ちょっとやばいっす」



上がった口角が下がりそうにない
















「Aさん。キス、していいですか。」






黙ったまま顔を赤らめながらこくりと頷く


そんなAさんの頬に手を当て、ゆっくりとその唇に触れた


















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檸檬(プロフ) - ばたーかっぷさん» コメントありがとうございます!最後まで読んで頂き嬉しい限りです!リクエストもありがとうございます!検討してみます(*^^*) (2023年1月26日 22時) (レス) id: f8b27ea336 (このIDを非表示/違反報告)
ばたーかっぷ(プロフ) - 🐕くんfですが全編楽しく読ませて頂きました!ありがとうございました(*^^*)もし、檸檬さんに余裕があれば🐕くんのお話読みたいです!! (2023年1月26日 11時) (レス) @page50 id: 695cd69740 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:檸檬 | 作成日時:2022年8月23日 22時

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