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校門の近くまで来たとき
「待って」
そんな声が聞こえたと思って振り返ると、
そこに居たのは、少し息を切らした壱馬先輩で
『……え?』
どうして壱馬先輩が?
よく考えれば、ここは学校だから先輩がいること自体はちっともおかしくないことだけど…
先輩が私のことを引き止めているこの状況が、どういうことなのか理解が出来ない
そんな私の気持ちなんて知らず、先輩はゆっくり近付いてきて
「なんか変だし、LINEも見ないし……らしくないじゃん」
そう言う先輩の目は少し悲しそうで
『先輩…』
心配、してくれてたんですか?
「嫌なことでもあった?」
「俺のこと、嫌いになった?」
そう言った先輩の表情は、どこか寂しそうにも見えた
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檸檬(プロフ) - りさん» コメントありがとうございます!読み直していただいているなんて!本当に嬉しいです😭ありがとうございます!続編も考えてみますね☺️ (2022年8月21日 0時) (レス) id: 92973c0529 (このIDを非表示/違反報告)
り - 今更コメントごめんなさい🙇🏻♀️このお話何度か読み直してるくらい好きなのですが、続編とか考えてないですか…?😢 (2022年8月20日 17時) (レス) id: 5eee499e2d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます!とっっても嬉しいです😭🙏遠回りの恋でしたが報われて良かったです😊💭 (2021年9月24日 15時) (レス) id: 92973c0529 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 完結おめでとうございます!もう最後の名前呼ばれるところやばかったです😭名前呼んだ瞬間大号泣です😭報われてよかった😭これで最後にすると決めてたのに先輩に言われるとは…お二人には末長く幸せになっていただきたい!✨ (2021年9月24日 3時) (レス) @page48 id: 0498cf0682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:檸檬 | 作成日時:2021年6月13日 9時