ヤーさんぽい人、創作する ページ19
燭「心配を紛らわすために御守り作りでもするかい?」
『御守り……?』
なんだそれ……神社とかに売ってるあれ?
こ「御守りとは!!」
なんにもない空間からポンっと音を立てて出てきたこんのすけ。
相変わらず可愛いな。
『驚かすなよ。』
こ「そんな真顔で言われても驚いてるように見えませんが?!
コホン。御守りとは刀剣男士様がもし刀剣破壊した場合、1回だけそれを防ぐことの出来る審神者道具みたいなものでございます!」
『便利道具だな。』
そんなものがあるのなら、今回出てくれた奴らにも持たせてあげたかったな……
他のやつに持たせておこう。
帰ってきたら必ず渡そう。
というわけで、
2時間かけて全員分の御守りの形を作ったぜ。
まだ霊力入れてねぇから形だけだけどな。
こ「あとはあるじさまが霊力を気持ちを込めて、入れるだけです。」
気持ちを込めて、ねぇ。
ひとつ、藍色の御守りを手に取り、静かに願う。
【どうか彼奴らを御守り下さい】
刹那、御守りから淡い光が出て、収まった時に御守りを見ると、煌びやかな刺繍が施されていた。
満開の桜に力強い龍の刺繍だ。
刀剣男士のようだな。
『霊力、なんでもありだな。』
こ「メタイので辞めてくださいませ、A様」
『ということで、作ってきたので選べ。』
粟田口部屋。
短刀と打刀、脇差が今現在はいる。
鯰「え、御守りをですか?」
『それ以外に今渡せるものは金平糖しかないな。』
鳴「こ、こんな沢山の中からでございますか?」
『好きなのを選んでくれ。』
他のやつもきょとんとしている。当たり前だ。ノックもせず入っていきなり御守りを選べと言ったのだから。
乱「じゃあ僕これ〜!」
信「僕はこれがいいな!」
厚「じゃあ俺はこれ!!」
と、続々選んでくれた。
鳴「なんで……?」
『この本丸を請け負った以上、誰も死なせはしない。それ以外には特にない。』
鳴「……変わったヤツだな。」
『そうかもな。』
551人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイト(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしています (2021年2月14日 7時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年10月18日 14時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - 黄花さん» そう言っていただけて嬉しいです!応援ありがとうございます! (2020年3月6日 15時) (レス) id: 826d45fdb9 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - アニメ大好きwomanさん» 受験が終わったので、一生懸命更新しますね!!!!! (2020年3月6日 15時) (レス) id: 826d45fdb9 (このIDを非表示/違反報告)
黄花(プロフ) - 読んでいて楽しいです!そして受験お疲れ様です!応援してます♪ (2020年3月6日 8時) (レス) id: 3c0d3771cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:真紅 | 作成日時:2019年8月25日 17時