幼い頃の王子様 (ページ12)

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海斗「はい、つきましたよAちゃん」

『ありがとう〜！！！ほんと助かりますいつもごめんね？』

海斗「おう！なんもよ！ゆっくりねろよ」

『ありがと！おやすみ海斗！』

おやすみ〜とにこにこ手を振りながら
海斗は帰っていった

シャワー入ってねよーっと、

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〜海斗side 〜

Aとは、Aが転校してきてから仲がいい
単純に家が近所で、Aの両親の帰りが遅い時に
俺んちに遊びにきてたりした

昔から当たり前に一緒にいるから
いないのが不自然だった

俺にも彼女は出来たことあるし、
Aも最近まで元太と付き合っていた

正直付き合うと聞いた時は辛かった
でもそれは1番仲のいい友達を取られた感覚だった

そのあと俺にも彼女が出来たけど
彼女にAの存在を伝えたら理解してくれなくて...

その時に気づいた
俺、Aのこと好きなんだって

そこで彼女とも別れて、今こういう状況
元太と別れたって聞いた時はすげー嬉しかったし
チャンスだと思った

でもAは俺のこと好きって言ってくれるけど
それが恋愛じゃないっていうのはわかってる

この関係を壊すのが怖くて、言えない。
俺、どうしたらいいんだろな。

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