検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:20,234 hit

白兎が2匹 ページ4

しのぶ目線





しのぶ「此処が因幡山……ですか」




杏寿郎「そのようだな!」





今回の任務は煉獄さんとの共闘となった




鬼の人数が多いこと
山が広い為、人手が必要になること
鬼の強さがまだはっきりとしていないこと




柱同士が共闘することはあまりないが、このような理由から合同任務となった





杏寿郎「鬼の気配がまだ残っているな」




しのぶ「………行ってみましょう」







 






 
 
 












しのぶ「………おかしいですね」





鬼の人数は報告では、およそ数十体


鬼は基本単独行動とはいえ、此処まで全く鬼を見ないのはおかしい




鬼同士が争ったということもないことはないが、それは無意味に近しい行動


回復する為、鬼が減少した可能性は低い





杏寿郎「止まれ、胡蝶」





目の前にいる煉獄さんが歩みを止めた




私にもわかる


この先に鬼の気配がする




それもとても強力な……


此処まで来て気付かないとは、気配の消し方が上手い




刀を構えながら、ゆっくりと木の影に隠れながら近付く









パクッパクッ









モグモグ









ガブッ









喰らっている音が聞こえてくる


食事に夢中になり、此方にはまだ気付いてなさそうだ




慎重に行動しなければ……





木の影から鬼の姿を確認する









しのぶ「………ッ!!!?」
杏寿郎「………くッ!!!?」









あの後ろ姿はッ………!!!









あの髪の色はッ………!!!









冷や汗をかきながら、チラリと煉獄さんの顔を見る


カタカタと小刻みに震えているのがわかる





当たり前だ


彼は“彼女”に恋心を抱いていた内の一人の人間なのだから





中々踏み出せないでいる中、鬼がスルリと立ち上がり………





 




 



 





そして、此方を向いた









絹のように綺麗だった髪には血が飛び散り
宝石のようだった瞳は暗闇の中、薄暗く光っている




鬼の能力で少し幼くなっているが、間違いなく“彼女”………









 
 





 
 

 
 

 
 
 
 









Aさんだった

白兎が3匹→←白兎が1匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (123 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
318人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハー , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 天白 光さん» 応援ありがとうございます、とても嬉しいです!更新頑張ります!! (2021年10月24日 16時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
天白 光 - スゴイ面白かったです。応援しています。更新頑張ってください。 (2021年10月24日 16時) (レス) @page7 id: 47e0946df6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 桜桜もっけさん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです!!更新遅いかもしれませんが宜しくお願いします! (2021年10月18日 23時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
桜桜もっけ - すごいドタイプの話です! (2021年10月18日 23時) (レス) @page5 id: 312d61ae20 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年10月15日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。