悪役少女に転生してしまったので、イベント回避頑張ります

回避２４ ページ26

NO目線





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ラフ｢さっさと姫様出せばいいのに｣







門番｢誰のことかさっぱりだ！！｣









ラフが門番の胸元を掴んでいた手を放す









二人の周りには、数十人の人が倒れていた








ユウリ｢この城にいんのはわかってんだ
さっさと出せ｣








ユウリがまだ待機している召使達に睨みつけるように言う









ラフ｢うっわ、ユウリこっわ〜い｣








ユウリ｢そんなこと言ってる暇あんなら、鏡の中で姫を探せ｣








ラフ｢あんな沢山鏡があるなか、見つけられるわけないでしょ〜。まあ、でも………俺は姫の為なら火の中、水の中探しに行く覚悟はあるけどね｣









召使い達が一斉に武器をラフとユウリに向ける









ラフ｢はぁ………めんどくさ｣









ユウリ｢全員ぶっ倒せばいいだけだ｣








双方が戦闘態勢に入る
どちらも引く気はない








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貴女『ちょっと待ったぁぁあああ！！！』









｢｢｢｢！！！？｣｣｣｣







大きな声を出したからなのか、ぜえぜえと息を切らせている







透明な黄色の髪に澄んだ青い目の少女、A………








全ての目線がAに集中される








ラフ｢わぁぁー！！姫、ひっさしっぶり〜！！｣








ラフが異常な身体能力で、Aの元へと走る………というより飛ぶ









一方ユウリは、Aの嫌な空気を悟ったのか
Aの急いで側へといかず、ゆっくりとAへ近づく








ラフ｢会いたかった！｣








貴女『私も会いたかったわ、でもラフ？？』









ﾊﾞﾝｯ








ラフ｢いて！！｣








貴女『暴力はダメ、この人達はいい人なの！』









Aがラフにチョップをする








ユウリ｢許して下さい姫、私達はあの後貴女をずっと探していたのですから｣









ユウリは、少し嬉しそうにそう言う









召使い｢あの、その方々は？｣









貴女『この人達は………私が探していた人達よ
見つけてくれてありがとね！
そして、久しぶりラフ！ユウリ！』









ラフ・ユウリ｢久しぶり/です、姫！｣

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革ベルト

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