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鬼が二匹 ページ4

炭治郎side

山についてからは鍛錬ばかりだった


刀を降りすぎて腕が痛くなった


炭治郎「諦めるな!炭治郎!」


錆兎「五月蝿い!」


『…………』


炭治郎「……ッ!?」


錆兎「男が喚くな。見苦しい」


いつの間に!
匂いがしない!狐の面?


錆兎「どんなに苦しくても黙って耐えろ。
御前が男なら。
男に産まれたのなら」


炭治郎「ッ!?」


カンッ


吹っ飛ばされた、一瞬で!


『…………鈍い、弱い、未熟。』


錆兎「そんなものは男ではない」


炭治郎「急に何するんだ!」


錆兎「御前の方こそ何をしている!」


シュン

復だ、復一瞬で


炭治郎「何って鍛練を…」


『錆兎……良い?』


錆兎「嗚呼、構わない」


錆兎「……何時まで地面に尻をついて居るつもりだ。構えもしないで


何なんだ、此の人達

それに仮面を着けた人達が持っているのは木刀


片方は狐、片方は…黒い狐?


炭治郎「…でも!君たちが持っているのは木刀で、俺のは真剣だ!」


『……クスクス』


炭治郎「?」


錆兎「……其は其は心配してくれてありがたいことだ、御前は彼女に怪我をさせると思ってるのだな」


シュン


錆兎「心の底から安心しろ!彼女は御前より強い!岩を切ってるからな!」


岩を斬った!?


『…………斬ったって言うよりは砕いたけど』


カンッ キンッ

ガンッ


炭治郎「っ!?」


速い、速すぎる


錆兎「御前は何も身に付けていない。何も自分の物にしていない!特に鱗滝さんに習った呼吸術、【全集中の呼吸】」


ッ!?鱗滝さんを知っている!?

それに、呼吸も


錆兎「御前は知識としてそれを覚えただけだ、御前の体は何も判ってない。」


錆兎「一年半もの間何をやっていた!」


ガンッ


炭治郎「……ッ!?」


錆兎「御前の血肉に叩き込め!」


カンッキンッカンッカンッ


錆兎「……もっと」


カンッ


錆兎「……もっと」


キンッ


錆兎「……もっと!」


錆兎「鱗滝さんの教えてくれたことを忘れることのないように!

骨の髄まで叩き込むんだ!!」


炭治郎「やってる!毎日やってる!でも、全然駄目なんだ!前に、進めない!これ以上!」


錆兎「進め!男なら、男に生まれたのなら!」


ガンッ ガッ


錆兎「進む以外の道はない!」


炭治郎「やあぁぁぁぁ!!」


ガンッ


バタン


錆兎「……少しやりすぎじゃないか?」


『…………後は任せたよ



真菰』


真菰「……うん」

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05050301--- - 我妻善逸の許嫁さん» あぁ!本当に申し訳ございません!直します! (2019年9月16日 20時) (レス) id: f82658311e (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 炭次郎ではなく、炭治郎です。怒。 (2019年9月16日 19時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月16日 11時) (レス) id: 6cf0053b79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シーニー・リコリス・ラジアータ | 作成日時:2019年9月16日 11時

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