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章大が寝静まった後足りない頭で必死に手紙を読む。
どうやら俺が章大を奪ったということになっているらしい。
そしてオカンたちは章大を取り戻すと言い張ってる。
そういうとこらしい。
でも、今更なんで？2年間、音沙汰なかったんに。
ほぼネグレクト状態で育った俺。
辛くて悲しい思い出しかない幼少期。そんな思いは章大にさせたくないと思い必死に育ててきた2年間。
もちろん、腹立つことも、イライラすることもあるけど
俺のことを「おにぃ」って慕ってくれる可愛い弟。
章大を守りたいねん。
ただ、それは章大にとっていいことなのか？
章大は両親と暮らしたいかもしれへん、、。
「風邪ひくで」
蹴飛ばされた布団を章大に掛け直しながら、今後どうすればええか。
考えたけど、どうしようもなくて。
もちろん章大の幸せが一番やけど。
考えれば考えるほど、赤ん坊の頃の章大を思い出して。
初めてハイハイした日、たった日、俺をおにぃと呼んだ日、転んで泣いたり、ニコニコ笑ったり、、、
嫌や、、
俺と一緒におってや、章大。
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ショーン(プロフ) - 更新ありがとうございます。とっても楽しみにしてます。ゆっくりでいいです。続きを読ませて下さいませませ！ (2021年6月13日 22時) (
レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 更新ありがとうございます。逢碧さんのどの作品も好きです。特にこのお話と いちごオレ。、first sight. がとっても好きです♪これからも楽しみにしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: c6ee858f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢碧 | 作成日時：2021年3月5日 1時
