《３》春雨第７師団は今日も、、、平和じゃないようです

６４話　オネエさんなんかすいません ページ10

結局、言葉を濁されて教えてもらえなかった。



なんでそんなに教えてくれないんだろう……？



……もういいや、考えたら果てしないしな。



てか、私どこで寝るんだろう。



あっ、でもなんか空き部屋で寝るとか聞いたな……



……どこ？



愛『…さっき言われたじゃない。そこ真っ直ぐ行って右に曲がってすぐだよ。』



貴「ごめん。凄い助かるよ(汗)」



そう言って私は苦笑いをする。



ホントに私から生まれたのかと思う位しっかりしてるから助かる。



そう思いながら右に曲がりその部屋らしき扉を躊躇なく開く。



愛『え？ちょっと……！』



何か言おうとしていたが、その前に扉を開いてしまった。



船「イヤン／／／(/-＼*)」



貴「……し、失礼しました…。」



ガチャ



部屋を間違えた。



私は何も見ていない。



女装中の恥ずかしい趣味の男の人なんて私は断じて見ていない。



結構気持ち悪かったとか断じて思っていない。



……ごめんやっぱ気持ち悪くなってきたわ。



愛『もっと早く言えなくてごめん……部屋、隣だったわ…』



貴「いや、いいよ……」



オネエさんなんかすいません。



今度はちゃんと隣の扉をあける。



威「……」



貴「……」



部屋、団長付きだった……



愛『ノック位すればいいのに…』

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