1+1=LOVE side DH ページ50
ポロポロ涙を流して、ありがとうって言ってくれるAが可愛くて、愛おしくてたまらない。
DH「メイク崩れちゃうよ？w」
A「うるさい！泣かせたのはドンヘだもん！」
DH「嬉し涙ならいくらでも泣かせるよ？」
A「も〜…だからこれ以上泣かせないで〜…」
言ったそばからまた泣いてるから困ったもんだ。
DH「さぁ、早くメイク直して？その間に俺も着替えるから」
静かにメイクを直し始めるA。
俺も着替えに行った。
着替えて戻ったら、Aはすでにメイク直しを終えていて、何だかニヤニヤしながらこっちを見ていた。
A「もうさ、こんなにドンヘが盛大に私の誕生日祝ってくれるなんて想定外だよ〜？」
幸せーーって叫びながら、俺の胸に飛び込んできたA。
DH「ゴージャスにって言ったのは誰だっけ？」
A「ふふふっ、私〜。本当にありがとう！忘れられない誕生日プレゼントになったよ」
DH「喜んでもらえて何よりだよ。さぁ、行こっか！」
そして、レストランに向かう。
最上階のレストラン。
個室になっているから、気兼ねなく食事が楽しめる。
運ばれてくる料理に目を輝かせる俺たち。
美味しい料理に会話も弾む。
A「ドンヘ、帰ったらお父さんに報告しに行ってもいい？」
DH「え？なんかプロポーズでもしたみたいじゃん」
A「いいの。ドンヘはお父さんとも仲良しだし、これからも長い付き合いでしょ？」
DH「うっ、うん。そ、そうだね」
A「ぶっ！そんなにテンパらないでよ〜アハハっ！」
DH「じゃあ、Aも母さんに会って？」
A「え……無理ーー！緊張してどうにかなる！」
DH「ならないから！Aこそテンパらないでよ！」
A「むぅぅ！でも、ドンヘを産んでくれたお母さん、会ってみたいな！うん！」
DH「その調子、その調子〜！」
そして、運ばれてきたバースデーケーキ。
Aが大好きなフルーツタルト。
キラッキラのフルーツタルトにAの目もキラッキラしてた。
そんな可愛い顔をこっそり写真に納めた。
ふ〜っとロウソクを消して、
Aにあ〜んって食べさせて、
Aにあ〜んって食べさせてもらって、
2人して、バカップルだねって笑い合った。
そして、可愛い可愛いキスをした。
甘い甘いディナータイムは、甘い甘いキスで終わった。
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作者名：shino | 作成日時：2017年2月14日 11時
