変わらない心 side DH ページ46
あれからワールドツアーが始まり、本当に休みなく仕事。色んな国に行って、コンサート。
もう、今日が何月何日かって分からなくなる。
自分がどこの国にいるのかも時々分からなくなる程。
一旦韓国に帰り、なんだか久しぶりの自分のベット。
Aにメッセージだけ送り、そのまま意識を手放した。
はっと目を覚ましたのは、夜中の3時。
疲れてたはずなのに数時間で目が覚めた。
眠りながら持っていたスマホを確認すると、メッセージを送った数分後にすぐ返事が来ていた。
A“お帰り！疲れたでしょ？ゆっくり休んでね。時間があったらこっちにも来てくれたら嬉しいな♪でも無理はしないでね？”
DH“ごめんね、全然会いに行く時間ないんだ。でも早く会いたいよ。あともう少しだね！おやすみ”
返信して、Aの笑顔を思い出しながら再び眠りについた。
あと数週間で約束のチェジュ島誕生日だ。
あと………まだ数週間もある…
次の日からも、仕事は有難い程たくさんで握手会や、雑誌の撮影、インタビュー。
事務所に戻ってからも、練習、練習、練習。
ヒマワリに行く時間もなく１日が終わっていく。
会えない日々が愛育てる。
まさに今そんな感じ。
日々、会いたい気持ちが膨らんで、好きって気持ちも膨らんで、当日会ったらどうなっちゃうの？って思える程。
もうこのまま会わずに当日迎えようか？なんて考えがふとよぎった。
気付いてみれば来週に迫ったチェジュ島誕生日。
Aに飛行機のチケットを送り、空港に着いてからの事も伝え、このままその日まで会わずにいようって事も伝えた。
Aも分かってくれた。
余計にドンヘに会えるワクワクが増えた！ってそんな事ですら喜んでくれる。
綿密に立てた計画。
うまくいくかな？
いくといいな。
きっと来週の今頃は、Aと2人で居られるよね？
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作者名：shino | 作成日時：2017年2月14日 11時
