突然の訪問者 side you ページ38
ヒョクオッパが話を聞いてくれて少しスッキリした気持ち。
でもドンヘとは相変わらずで…
イル君も心配そうにいつも接してくれる。
ありがたいけど、申し訳ない気持ちの方が大きくて、早くこの気持ちを何とかしないとって…思ってる。
素直にならなきゃ…
HC「お前な〜…」
今日はヒチョルオッパとキュヒョナが閉店後まで居てくれている。
A「なに?昨日ヒョクオッパも来てくれて話聞いてもらったの、だから大丈夫だよ〜?」
HC「お前のどこがそんなに大丈夫なんだよ!まだ無理してるよな?」
A「そんな1週間やそこらで100%大丈夫になる程の気持ちじゃなかったもん。だからまだ無理はするに決まってるでしょ?」
KH「なんだか潔くて逆に安心かも」
A「でしょ〜?前みたいに変な事はしないよ?仕事もちゃんとやるし」
KH「この1年で大人になったのな、Aも」
A「まぁね〜でもキュヒョナ?今度泣きたい夜が来たらヤケ酒、付き合って♪」
KH「ヤケ酒の予約なんてするなよ、くくっ」
HC「はぁ〜…まぁ、前みたいに荒れてないだけいいか。」
A「心配してくれてありがとうね?」
HC「お礼はラーメンで返せよ〜♪」
A「……分かったよ、もう!」
なんだかんだで日替わりで来てくれるオッパ達。感謝しても仕切れない。
これが大人気のSJなんだから、びっくりしちゃうよね。
オッパ達が帰って、片付けをしているとまたしてもドアの開く音。
次は誰だろ〜?
A「も〜、閉店後だよ?また勝手に来て………ってすいません!」
そこには知らない女の人がいて、ついSJの誰かかと思って気を抜いていたからびっくりしてしまった。
???「すっ、すいません、閉店後に来てしまって…」
A「それはいいんですけど…また明日からランチも夜もやってるので…」
???「Aさん、ごめんなさい!」
A「へっ?」
突然知らない人に頭を下げて謝られて、ちんぷんかんぷんの私。
GY「私、ガユンといいます。」
その名前を聞いてドキンっと心臓が跳ね上がった。
A「ガ…ユンって…」
GY「ドンヘオッパはいいって言ってたんです。でもどうしても謝りたくて…いきなり来てごめんなさい。」
A「………何ですか?」
GY「あのクリスマスの夜、ドンヘオッパの家に居たのは私なんです。」
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作者名:shino | 作成日時:2017年2月14日 11時