特別な誕生日〜過去〜 sideDH ページ22
出会って初めて迎えるAの誕生日。
何が何でも祝いたい。
でも、どうしたってやらなきゃいけない仕事。
俺たちのコンサートが誕生日と重なった。
今まで来て欲しいと言ったこと無かったし、来たいとも言われた事無かったから、これが初めて観てもらうステージになる。
そう思ったらなんだか少し緊張する。
誕生日プレゼントに自分のコンサートチケットって…
まぁ、他にも用意はしてるけど。
Aは予想以上に喜んで来てくれると言ってくれた。
Aだけが分かる相図とか送る?とかベタな事しようかとも考えた。
でもまぁ、それは当日までに考えよっと。
DH「いつもの3人にAが来るって言ったら、張り切ると思うよ〜」
A「そうかな?ふふふっ、でも内緒にして見つけてびっくり〜!みたいなのも面白くない?」
DH「あーそれいいかも!すっげー皆んなに言いふらしたいけど、当日ステージでこっそり皆んなに言うことにしよ〜♪」
A「ふふふっ、2人の秘密だね?楽しみが倍増した〜!」
DH「うん!秘密ね〜!」
A「あ、明日なんだけど……」
Aは明日俺らのお昼の大量注文があるからってその話をしていたけど、俺は誕生日のことが楽しみすぎて話なんて耳に入ってなかった。
Aが感動してくれるようなステージにできるかな?
でもきっと、Aなら喜んでくれるような気がする。
メンバーが驚く姿も一緒に喜んでくれると思う。
少しでも特別な事が出来るなら
してあげたい。というか、俺がしたいんだ。
A「聞いてる〜?」
DH「あぁ、ごめん。」
A「あ、疲れてる?ごめんごめん!1人で話してた〜!さぁ、寝よっか!」
DH「そういう訳じゃないけど…寝る〜!!ベット行こう〜♪」
A「ふふふっ、やけに元気になったね?」
DH「〜♪」
ちゅっ。
とキスを落とせば、可愛い可愛いキスのお返し。
そのまま寝室に連れて行って、
Aを堪能する。
深く愛を確かめ合う。
幸せな時間。
Aが可愛すぎておかしくなりそう。
A「んあ…あっ、はぁ…ドンヘ…大好き…」
DH「ん…あぁっ…いっ…俺もAが…大好きだよ」
お互いのナカで深く愛し合い
お互いの体温を感じながら、いつの間にか朝を迎えた。
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作者名:shino | 作成日時:2017年2月14日 11時