彼女の悩み side E ページ42
仕事が少し早めに終わり、ドンヘはスタジオへ曲作りに行った。
他のメンバーも各々他の仕事したり帰ったりとバラバラでの帰宅になった。
マネヒョンの車には俺とキュヒョナ、トゥギヒョン、ドンヒヒョン、カンインヒョンが乗っていた。
俺はぼーっと窓の外を見ながらウトウトし始めて、目をつぶろうとしたその時。
E「マネヒョン！車停めて！俺降りる！」
LE「え？なんだよ、ヒョク」
E「ごめん！先にみんな帰ってて！ちょっと寄り道〜！！」
マネ「おい！ヒョクチェ！」
そう言って、急いで車を降りた。
そう、Aがよく行くコーヒーショップ。その窓際の席にAが1人で座っていた。
今日は1日オフって言ってたっけ。
サングラスとキャップを目深にかぶり、店内へと入る。
コーヒーを購入して、Aの肩に手を置いた。
A『！！！！なんで⁉』
E「日本語〜？w」
E『なにか悩みですか？僕に言ってみたらいいと思います。』
A「ふふっ、日本語違和感〜でも上手だね」
E『今、日本語の勉強がんばってるよ！』
A『そうなんだね！上手じゃん、日本のファンの子達、喜ぶね、みんなそうやってファンの事を想って色々努力してるよね、うん。すごいね』
E「ちょっとー早口で分かんないから！w」
A「ごめんごめん、」
E「で、何でそんなに悩んでんの〜？言ってみなよ」
A「うーん…」
Aはきっとこのままじゃ打ち明けないなと思った。強引にでも聞き出さないと、いけないって思った。
E「今日は悩み聞くまで帰らないよ？明日仕事早いけど帰らないよ？」
A「え、いいってば、ちょーっとだけ気持ちの整理してただけだから」
E「何で整理してた？何か気になる事があったからじゃない？1人で考えてても答えに辿り着けない事だってあるよ？」
A「何が何でも聞き出すつもりでしょ〜」
E「おっ、よく分かってんじゃん、なら話は早いね。誰にも言わないよ？」
A「うーんとね…」
それからAは胸の内を話してくれた。でもその悩みは俺らからしたら考えすぎーって思っちゃうもので、、、
でもAの立場ならそう思うのも当たり前だなって。俺らのフォローがすごく大事で、Aの不安を取り除かないとドンヘとAは先には進めない。
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作者名：shino | 作成日時：2016年11月22日 17時
