彼女は傷つかない３［BTS］ (ページ9)

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episode 109 出発前のキスページ9

※ｼﾞﾌﾝside

今日はカムバック後初の音楽番組の日。

ヌナが作ってくれた美味しい朝食を食べた俺たちは気合い十分だった。

ｼﾞｮﾝﾌｧﾝ「あー、、緊張する、、」

ﾏｼﾎ「大丈夫だよ＾＾トゥメに会えるの楽しみ〜」

ｱｻﾋ「ヌナにも俺たちのステージ観にきて欲しいのになぁ、、」

ルカ「応援してるよ＾＾行ってらっしゃい！」

優しく笑って見守ってくれるヌナの笑顔に癒されて良い気分。

ここの所ずっと体重管理にも気を遣ってくれて、俺たちにとって心強くて頼りになるヌナは。

「本番後に良かったら食べてね、」って手作りクッキーを差し入れに渡してくれた。

ｼﾞｭﾝｷﾞｭ「嬉しいー！、ヌナありがとう＾＾」

ｼﾞｮﾝｳ「今食べたいけど、、、我慢するっ、、」

ﾄﾞﾖﾝ「偉い！笑」

準備する俺たちを横目に洗濯物を干そうと部屋を出たヌナの腕を掴んで自分の部屋に連れていった。

、、、自分でも自覚してる。

最近本当におかしいんだ。

ヌナともっと一緒に居たくて、その気持ちに歯止めが効かなくなってきてる。

ルカ「、、ジフニも。応援してるからね＾＾ずっと頑張ってるの見てたから、」

大きなヌナの瞳に映るのは俺だけ。

俺の頬に手を当てて笑うヌナに、堪らなくなって深くキスをした。

ドア一枚隔てた向こうには騒がしいメンバーたちの声。

少しの背徳感を感じながら、触れた唇は理性を失いそうになる。

ｼﾞﾌﾝ「っ、、ん、、、んっ、、」

ルカ「、、んうっ、、、ん、、は、、、、」

深く深く混じり合う舌がどんどん熱くなって、もっと欲しくなって。

ｼﾞﾌﾝ「ヌナ、、俺の事だけ見てて欲しい、、」

確かめるような言葉をしつこいほど呟く、どうしようもなく情けない俺を優しく抱きしめてくれるヌナ。

ルカ「ジフニだけ見てるよ、、愛してる、、」

ヌナ、、、俺。

その笑顔のためならどんなこともやってのける自信があるよ。

飛び出そうなくらい跳ねる心臓を抑えて、ヌナの額にキスをした＿＿＿＿＿＿、

TV局に到着後、メイクルームで衣装に着替えてヘアメイクを済ませると、先輩の楽屋に挨拶をしに向かう。

、、、勿論、BTS先輩のところにも。

ﾋｮﾝｿｸ「失礼します！」

ノックした部屋から出てきたのは、ジョングク先輩だったけど。

ジョングク先輩を押し退けるように部屋の奥から出てきたのは、V先輩だった。