彼女は傷つかない２［BTS］ (ページ31)

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episode 81 寂しいくせにページ31

彼らが海外に行ってから数日経ってからも、相変わらず日常は続いている。

だだっ広い部屋に一人きりで仕事に出掛けては帰っての往復を過ごす毎日。

有言実行なのか、ジョングクは毎日のように連絡してくる。

今日何食べたとか、現地でカッコいいサングラス買ったとか。

あとは、「寂しいよ、、ルカに早く会いたい」って。

まるで恋人に送るような甘い言葉。

ユンギさんからも毎日戸締りの確認と、おやすみのメッセージが届く。

、、心配性なんだから、ユンギさんは。

当の肝心な恋人は気まずいからなのかメッセージ１件だけ。

「ライブ頑張るから、帰ったらルカからのご褒美が欲しい、」そんな内容。

元々私もテヒョンもマメな方ではないけど、会えないからこそ期待してた部分があったから。

寂しくないって言えば嘘になるのかな・・・

ミンジョンさんとの疑惑もちゃんと晴れないままだから、不安な気持ちが思い出したかのように顔を出す。

でもやっぱり思ってしまう。

外の広告や雑誌に載ってる彼女はキラキラ光り輝いてて綺麗で。

この人の方がテヒョンにはお似合いなんだろうって。

最近実は背伸びして高めの香水をつけてみたり、スキンケアも頑張ったりしてるんだけど。

テヒョンは多分気づいてないかもね・・・

でもすぐ気づいてくれた人がただ１人。

「ヌナ、、いい香りするね、香水？」

ルカ「、、うん。よく気づいたね、、！笑」

「すぐわかったよ＾＾ヌナの近くにいるんだから当たり前じゃん、」

ルカ「、、ありがとう、ジフニ＾＾」

、、、ジフンの彼女になる人はきっと幸せだろうな。

＿＿＿＿＿＿＿＿、

ﾖｼ「ヌナの今日の晩ご飯も美味しかったぁ〜」

ルカ「良かった＾＾食器そのままにしててね、」

ｼﾞｪﾋｮｸ「今日のデザート何かなぁ？、、」

大人数の彼らのこのわちゃわちゃしてる感じに密かに癒されながら、洗い物を進めていくと、すぐ食器を拭こうとしてくれるジフン。

ｼﾞﾌﾝ「ヌナ、、俺明日オフなんだけど、、その、、買い物付き合ってくれない？」

ぎこちなく聞いてくるジフンが可愛くてつい頬が緩んでしまう。

少し悩んだけど、快諾することにした。

ルカ「いいよ＾＾待ち合わせどこにする？」

ｼﾞﾌﾝ「いいの？、やった！じゃあヌナの住んでる場所の最寄り駅で待ってるね＾＾」