episode 23 甘い劇薬 ページ23
※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside
あの人が家に来るようになってから、家の中がずっとピリピリしてる。
最初はただ嫌いで気に入らなくて。
雇われの身のくせに生意気だって。
なのに今は。
色んな感情が混じり合って俺もどうしてしまったのかわからない。
きっと、ヒョン達もそうなんだ。
攻撃するような色んな理由を並べて、ほんとはあの人のことが知りたくて、気になって仕方なくなってる。
あの人の過去を知って胸が痛まなかったわけじゃないけど、俺はあの非情な元彼に感謝してるよ。
そうじゃなきゃ、あの人と俺たちが出会うことはなかったんだから・・・
あの日、わざとワインを頭からかけてシャワールームまで誘導するのは俺たちの中のシナリオ通りだった。
でも、その後の事でジミニヒョンとテヒョニヒョンと俺、どっちが行くかで揉めて。
結局、俺がチャンスを掴んだわけだ。
気づかれないように静かにシャワールームを覗く。
ダサい服を着てる時と違う、綺麗な線を描いてる体を前にすればもう止めることなんて不可能だった
。
初めて触れたあの人の体、交わしたキス、無理矢理繋がった感覚は俺を深い深い海に突き落とすように。
ヒリヒリする猛毒みたいなあの女は、俺の中に甘い感覚だけを植え付けて。
その気持ち良さを、俺は知ってしまった。
もう抜け出せない・・・
退勤する時、ヒョン達がまたあの人の話をし始める。
でも、その会話の内容も少しずつ変わっていて。
ｿｸｼﾞﾝ「今夜はあいつの作った料理食べてやってもいいかもな、」
ﾕﾝｷﾞ「あいつ、結構料理上手みたいだしな・・・夕飯のメニューなんだろ、」
ﾎｿｸ「ジョングガはどうする？、あいつの料理食べないんだろ？笑」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「・・・俺も食べます。」
ユンギヒョンの言ってた通り、食べ物に罪はないし。
でも本音を言えば、あの人の手料理を食べてみたいから。
ｿｸｼﾞﾝ「今夜、、、俺あの人誘ってみようかな、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ダメですよヒョン。俺がもう誘いました。早い者勝ち、ですよね？、」
ｼﾞﾐﾝ「お前ずるくない！？俺たちまだ一回もやってないのに、、」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「ジミナ、今は下品だからやめろ。笑」
ﾃﾋｮﾝ「・・・」
この時の俺は、まだ知る由もなかった。
他の誰よりも、あの人への想いが強くなってる人が。
テヒョニヒョンだってことを・・・
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Apple(プロフ) - おじゃるまるさん» ありがとうございます(*^_^*)読んでくださり嬉しいです！！更新頑張りますm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (
レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメントありがとうございます！！読んでくださって嬉しいです☆更新頑張ります(*^^*) (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - ぱせりさん» 読んでくださってありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)更新頑張りますのでよければ続きもお楽しみくださいm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
おじゃるまる(プロフ) - おもしろすぎます！！更新楽しみです(o^^o) (2022年8月30日 22時) (レス) @page48 id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - Apple様。初めましてm(*_ _)mこのお話凄く面白いです。続き楽しみにしています。頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月21日 7時) (レス) @page38 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Apple | 作成日時：2022年7月31日 21時
