【文豪ストレイドッグス】マフィア幹部が捨て子を拾ったみたいです【中原中也】

8話 ページ9

中也「よし、完食したな」






偉い偉いと言いながら頭を撫でる







「うぅ！うぁ！」








中也「あ？なんだ？あぁミルクか。ほらゆっくり飲めよ」








熱くねえよな？大丈夫だよな？








赤ん坊は普通に飲んでいるし大丈夫だな









…あれ？俺すっごいさり気ねえけど









中也「こいつ育てる気満々じゃねーか…用品とか全部買っちまったし…」









まあ、誰かに押し付ける方が申し訳ねえし









こいつは利口だし可愛いし









中也「まぁ、別にいいか」








でも、問題が一つある









俺が任務や仕事のときこの赤ん坊をどうするかだ









姐さんに頼むか？








いや…姐さんも任務や仕事が一緒になる時がある







首領に子守りなんてさせるわけにはいかねえ









そんな時俺の頭に浮かんだのは彼奴だった









中也「いや、彼奴はクソだからやめよう」









「んま！」









中也「お、飲み終えたか、早えな」









赤ん坊を膝から下ろし食器と哺乳瓶を持って









流し台へ行く









あ、俺飯食ってねえじゃん









まあ、夜飯までなら腹は持つし








夜飯に野菜炒めにするか









中也「本当に子守りをどうしようか…任務なんかに連れてってみろ…死んだら元も子もねえぞ…」








「(ｺﾞﾝｯ)」

「うわ〜ん！え〜ん！」









中也「？！どうした！」









赤ん坊は机の下で倒れ泣いていた








机に頭をぶつけたりしたんだろう









中也「あーあー！悪い悪い！見てなかった俺が悪い！」








赤ん坊を抱きかかえあやす








中也「何がどうなってぶつけたかしらんが…」









こいつの為だけのスペース作るか…

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