【文豪ストレイドッグス】マフィア幹部が捨て子を拾ったみたいです【中原中也】

プロローグ ページ1

中也「面倒くせぇな」






部下「雨凄いので尚更です…」






状況悪すぎねえか？







路地裏で真夜中で土砂降り








最悪すぎだぜ







中也「ん…なんか聞こえねえか？」







部下「…幼い子の泣き声ですかね…」






中也「夜泣きか…大変だな親も」







にしてもでけえ声だな








部下「幹部、自分こっちなので幹部も気をつけてください」








中也「おう、手前もな」








部下と別れ自分は足を前に進める








部下がいなくなり静寂は増した









「うわ〜ん！ぎゃ〜！」








静寂…せいじゃ…









静寂って何だったか？









中也「ちゃんと泣き止ませろよ…」









ちょっとイライラしながら歩き続ける








…待てよ？








俺は走り始めた







そして、ある場所で立ち止まった








中也「…おいおいまじかよ…」








土砂降りの中丁寧に傘がさされていた









傘をどけるとピンクの服を着た赤ん坊が泣いていた









中也「泣き声は手前のだったか…」








捨て子か…身勝手な親だな…







赤ん坊に触れるとかなり冷たかった







中也「長い間ここにいるのか…そりゃ泣くな…」







俺はどうするか考えて








傘とゆりかごを持ち拠点へと引き返した

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