破滅フラグ 第19 ページ22
アマツキside
アマ「ハァ.......」
今日は我がショール家主催のパーティー。
そして今僕がいるのはパーティー会場とは少し離れている広間。
そこのバルコニーで星を眺めながら、溜め息を吐いていた。
アマ(主催と言っても、ただお父様とお母様が話を勝手に進めただけ
なんだけどなぁ.......。)
実を言うと今回のパーティーには裏があって、その裏が僕が最近
の悩みの種でもある。
その裏というのは、少し時間を遡る事数日前
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
父「アマツキ、そろそろ婚約者を決めてはどうだ？」
アマ「もうですか？ こんなに早くなくても良いんじゃないですか？」
父「そんな事は無い。いいか、社交界では婚約者問題は物凄く重要だ。特に
お前みたいな国の第一王子という高い身分の奴はな。下手したら、
我がショール家の名に傷が付く。」
アマ「しかし私はまだ9歳ですよ！ それなのにもう婚約者探しなんて、
いくらなんでも......！＿＿＿＿
父「アマツキ！ いいか、社交界じゃそんな我が儘なんて聞いてられない。
どこぞの庶民みたいに愛だの何だの言っている暇なんて無いんだ！
いいかお前は、将来ショール家の主として、この国を背負う者として、
一刻も早く婚約者を探し、勢力を拡大しなければならんのだ！」
アマ「っ....!.......分かりました。」
母「それでは! 数日後、パーティーを開いてその会場に居る子供達の中
から婚約者を探し出すというのは、どうでしょう!」
さっきまでお父様の横でずっと黙ってたお母様が急に、口を開いたと思えば
可笑しな婚約者探しの方法だった。
それに対してお父様は、
父「ほう....なるほど。それは良い。まるでシンデレラの様で面白い
じゃないか......！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
アマ「くっそ!!.......っ！」
このパーティーの裏はつまり僕の“婚約者探し”だ。
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パカ - おもしろ！！！ (2021年8月18日 21時) (
レス) id: 83cd570cc2 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 最高です！ (2021年8月18日 10時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
あるマルト - すみません。最初の途中までは読んだのですがこの小説内の主人公が言葉を噛みすぎていて少し俺には合わないと思い読むのをやめました。噛みすぎて逆に相手に怪しまれないのか？という疑問が浮かびました。以上です。これは感想なので流していただいて結構です。 (2020年4月16日 4時) (レス) id: 7b39891120 (このIDを非表示/違反報告)
waka - あわわ…めっちゃ好きです！続き全裸星座待機してます！！！ (2020年4月12日 17時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
奈桜 - 私…この作品ものすごく好きです。やばい…やばい(語彙力) (2020年3月29日 1時) (レス) id: e93fb19832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホワイトベリー | 作成日時：2019年7月21日 12時
