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―――ここ？
指示された住所と店の名前を見返し、合っていることを確認する。
新宿にある新しいパンケーキのお店だ。
先生は甘党なのはわかるけど、つくづくマイペースな人だとため息をついた。
『いらっしゃいませ！お待ち合わせのお客様ですねっ☆』
キラキラした可愛らしい店員さんに席を案内される。
１０代の女の子に囲まれた、サングラスの先生は悪目立ちすぎていた。
五条「A−っ！」
「お疲れ様です」
ぶんぶんと手を振る先生。
やめてほしい。
１９０センチ・サングラス・銀髪。
これだけでも相当なのに。
しかし曲りなりにも１０年の付き合いだ。
こういうことは慣れている。
五条「いやーよかったぁー。女の子かカップルしかいないからね！１人じゃ入りにくいしね！」
「何か頼みました？」
五条「Aはイチゴでしょ？俺はチョコにしよーと思って！半分ちょうだい！」
「半分って図々しすぎでしょ」
五条「あーAといると落ち着くなぁー。恵もAのツッコミを真似してるのかもね」
無視したフリをして、先生があらかじめ頼んでおいてくれたコーヒーを啜る。
本当に人たらし。
人の気持ちも知らないで。
「恵が無事なのはよかったですけど、特急呪物の件…どういうことですか？」
五条「すぐに本件に入らなくてもいーじゃーん。最近お互い忙しかったし久々だよな、こういうの」
”こういうの”
私が11歳の時、17歳の先生(当時は先生じゃないけど)についていくことを決めてから、先生は週に1度は美味しいものを食べに連れて行ってくれた。
最近は私も自分の任務が増え、先生も教え子たちの引率や任務で忙しくて中々会えていなかった。
だから、今日はとてつもない幸運。
顔が緩むのを必死で抑えるために、仕事の話をしようとしている私。
――まあ、いいか。顔が緩んでも。
この仕事をしている以上、明日が来ることが約束されたわけではないのだから。
「先生が時間、大丈夫なら」
五条「大丈夫に決まってんじゃん。
あと３時間くらいしたら高専に戻って新入生の案内しなきゃないんだけど、それまで付き合ってよ」
「…新入生？１年生は２人のはずじゃ…」
２級呪術師、伏黒 恵。３級呪術師 釘崎 野薔薇。
前に聞いたときはこの２人のはずだった。
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
