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いつだったかな、好きだと自覚したのは。
想いが確固たるものになったのはAが高専に入ってから。
だけどAを誰にも渡したくないと思ったのは、出会った頃からだった。
懐かしく思いながら、Aと悠仁が居る部屋のドアを開けた。
ーーーーカチャ
五条「お疲れサマンサー」
虎杖「うぉあっ、先生！早かったね！？」
「ひっ」
ひっ、て。
どっちも、隠し事できないタイプだもんなあ、と苦笑いする。
何事もなかったかのように鼻歌を歌いながら部屋に入る。
Aは顔面蒼白。
そうだよな、さっきの聞かれてたらって想像してるんだろ。
五条「悠仁」
虎杖「はっはい！！」
五条「疲れたでしょ？修行は明日から。僕の部屋の隣が空き部屋だから、そこ使って」
虎杖「え、えーと…」
とりあえず悠仁を追い出さなきゃね。
悠仁は僕とAを交互に見て、気まずそうに薄ら笑みを浮かべながら部屋を出て行った。
さて、と。
五条「邪魔者はいなくなったわけだけどー」
「…」
いつもなら「自分の生徒を邪魔者なんて！」とか、ツッコミが飛んでくる場面。
僕が不自然に悠仁を追い出したから、Aはさっきの会話を聞かれたことを確信したようだ。
五条「…聞こえてたよ」
「…っ、そう ですよね」
Aに近づき、彼女の頬に触れた。
ビクッと震わせながらも、目を合わせるA。
ーー可愛い。
こんなに良い女が側に居て、
よくも何もせずにいられたな、と。
自分自身を褒めたくなっちゃうね。
「先生…？」
五条「もう、悟って呼んでくれてもいいんじゃない？」
「…？どうして…」
五条「…んー…。あ、メシ行く？ここじゃなんだし」
「嫌」
………ん？
今、嫌って言ったか？
五条「え、A？」
「嫌です。聞いてたんでしょ、さっきの…」
五条「うん、聞いてた」
「引き伸ばしにしなくていいです」
五条「引き伸ばし？」
「だから！はっきり言ってくれていいです！」
五条「はっきり……ああ、言ってなくてごめんね」
何を言われると思っているのか、Aはギュッと目を瞑る。
「………っ」
僕は彼女の頬を、両手で包んで額を付けて言った。
五条「好きだよA。ずっと、前から好き」
「……………
………え？」
.
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
