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こういうとこが凄いんだよね、Aって。
22歳とは思えないほど擦れてない。
僕の側にずっといたのに、なんで純真さを失わず成長できたんだろう。
ーーだからこそ。彼女を壊したく無い。
わしゃわしゃと無意識にAの髪を撫でていると、顔を真っ赤にして彼女は言った。
「あの、いい加減やめてください…」
五条「ふ、可愛い」
「…え、…な、揶揄わないでください…」
あ、やべ。
今口に出てたか、とハッとした。
それにしても。
美人だの可愛いだの、言われ慣れてるんじゃねーのかよ。
毎回こんなウブな反応してんの？
皆に？
駄目だ、今日仕事すんのやめた。
「ふざけんな」という恵の声が聞こえたような気がするけど、今日は自習にしちゃおっと。
僕はいつもの目隠しではなくサングラスをつけて、Aの手を取った。
五条「お祝いするよ。メシいこ」
「えっ！いいんですか！？」
五条「うむ。ザギンでシースー」
「えっ！嬉しい…でもまだお昼ですけど、先生がいつも行ってるお店ってランチやってないですよね」
五条「僕がランチなんてケチくさいこと言うと思う？」
「別にランチはケチだと思わないですけど」
五条「シースーは夜。買い物行くよ、なんか買ってあげよう」
「えっ、先生どうしちゃったんですか」
少し自分に素直になってみただけだよ。
と心の中で呟いた。
五条「僕はいつでも弟子思いのナイスガイさ」
そう言った瞬間、Aの表情が少し曇ったような気がした。
たまにこの顔するんだよな、と思い返すが、考えても仕方がない。
五条「んじゃ、行くか」
「はいっ」
隣を歩く彼女を見て、しみじみ思った。
そうか、僕に並んだのか。
これからは、Aも上層部に呼ばれることが増えるのだろう。
めんどくさいこと。
許せないこと。
そっちの付き合いも色々教えるために、1、2回一緒の任務組んでもらおうかな。
まあ、もちろん口実なんだけどね。
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
