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懐かしい感覚 ページ23

そりゃわからないわけだ。


影が薄くて、ただでさえ気を付けていても気づかないのに…


少し眠くて目的の場所が目の前にあるときにこられたらなぁ……


あれ、こんなこと前にもあった気がする…?


貴「……あっ、黛先ぱ」


すっかり黛先輩を空気にしてしまっていたことに気づく。


が、もう遅く黛先輩は本当に空気になっていた。


いや、黛先輩のいた場所には、もう空気しかなかった。


貴「い、いない…」


失礼なことをしたかと少し罪悪感が残るが、

とりあえず頼まれたことを実行しようとレオ姉達の部屋のドアをノックした。


実「はーい」


いつもより低いトーンの声。


レオ姉も男子なんだなぁと思っていると、ドアがあいた。


実「どうしたの?こんなに早k…」


バタンッ!!!!


レオ姉が私の存在を確認した0.05秒後、勢いよくドアが閉まった。


私はその速さにレオ姉の存在を確認できなかった。


部屋の中から叫び声が聞こえる。



実「イヤァァァァ!!!」


葉「うわぁぁぁぁ!!??


レオ姉っ……死ぬっ首ぃ”っ…!!」


はっ葉山君が危ない!?


貴「レオ姉!!落ち着い((実「女の子が男子の部屋来てんじゃないわよ!!!」


キレ……られた……?


しばらくして苦しそうに部屋から出てきた葉山君に


葉「ダメだよ……?朝レオ姉の部屋来ちゃ……ゲホッ」


貴「はっ葉山くーーーん!!」


私の肩に頭を乗せ、気を失ってしまった葉山君。


そっとしておいた方がいいのだろうか…?


ガチャリ


貴「あ」


実「おはよう、A。


ごめんなさいね?さっきは取り乱しちゃって」


貴「あの…何があったんデスカ?」


実「はぁ…わかってないわね…


好きな人には、完璧な自分を見せたいじゃない?」


ウィンクして得意気に言っているが、そのために犠牲になっている人が目の前にいるのだが。


まぁ…言葉的には嬉しかったので


貴「それは…ごめんなさい」


少しだけ、口元が緩んだ。

赤司様は朝弱いのに騒がしさに起こされしかも貴女と戯れる犬を見て不機嫌のようです→←純粋林檎からのお願い



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純粋林檎(プロフ) - ひーさん» こちらの方でもコメント、ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません…このシリーズは長くなる予定なので早めに更新できたらと思ってはいるのですが…少し忙しい時期なので、もう少し先になるかと思われます。ごめんなさい… (2016年11月20日 15時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!!できたら長めに作ってくれたらなーなんておもってます (2016年10月23日 21時) (レス) id: f2e1bf9994 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - パステルカラーさん» この無駄に長い駄文、読んでいただきありがとうございます!コメントを励みに頑張っていきたいと思っていますので、待っていただければ幸いです。 (2016年8月15日 8時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
パステルカラー - とってもおもしろいです。毎日帝光編から読んでいます。どんどん更新して下さい(*^o^*) (2016年8月10日 18時) (レス) id: 39cdab0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» コメントありがとうございます(`ω´)ゝ更新したいのもやまやまなのですがリアルな方で忙しく…頑張りたいとは思っているので、待っていただけると光栄です (2016年8月6日 3時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:純粋林檎 | 作者ホームページ:http://KAITO  
作成日時:2015年3月20日 20時

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