男子の会話 ページ2
葉「なーなー赤司ー」
赤「なんだ、小太郎」
Aを送り、部屋に戻ってきた。
すると、小太郎が部屋を見ながら話しかけてきた。
葉「……ないの?」
赤「…?」
質問の意味がわからず、首をかしげる。
葉「だ、か、ら〜♪アレだよ、アレ!」
赤「だからなんだ」
葉「も〜…俺の口から言わせる気?
ほら」
耳元で言われたその4文字を聞いた瞬間、僕は無意識に小太郎の腹にストレートをしていた。
葉「きょ、強烈……」
腹を抱えてうずくまる小太郎。
顔だけを向け、僕に
葉「んで、持ってんの?」
と、にやけながら質問をしてきた。
赤「潰されたいのか?」
葉「すみません」
僕はため息をつき、話を続ける
赤「Aがいるのに何故そのようなものを持っていないといけないんだ」
葉「えー?だってAかわいいけどぺ…何でもないですはいだからそのハサミ置いて」
赤「次そういう目でAを見たらただじゃおかないからな」
小太郎を睨み、ハサミを置いた。
赤「…それだけじゃないだろう。
お前が来た理由は」
葉「……
ばれちゃった?」
まるで何かを企んでいるような、そんな笑みを浮かべる小太郎。
葉「まぁ赤司なら気づいてると思うんだけどさー…
なーんか、安心しきってない?」
赤「…どういう意味だ」
なんのことかは、だいたい予想はつく。
ただ、安心しきっていると言う意味がわからない。
葉「そんなに信じきってると…
取られちゃうよ?俺やレオ姉に」
赤「!」
葉「んじゃあ俺もう帰る!
じゃあね!」
赤「…あぁ」
赤(……レオは正直言って、気づいていた。
だが小太郎まで………)
…僕に今できることは、気をつけることだけだ。
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
純粋林檎(プロフ) - ひーさん» こちらの方でもコメント、ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません…このシリーズは長くなる予定なので早めに更新できたらと思ってはいるのですが…少し忙しい時期なので、もう少し先になるかと思われます。ごめんなさい… (2016年11月20日 15時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!!できたら長めに作ってくれたらなーなんておもってます (2016年10月23日 21時) (レス) id: f2e1bf9994 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - パステルカラーさん» この無駄に長い駄文、読んでいただきありがとうございます!コメントを励みに頑張っていきたいと思っていますので、待っていただければ幸いです。 (2016年8月15日 8時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
パステルカラー - とってもおもしろいです。毎日帝光編から読んでいます。どんどん更新して下さい(*^o^*) (2016年8月10日 18時) (レス) id: 39cdab0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» コメントありがとうございます(`ω´)ゝ更新したいのもやまやまなのですがリアルな方で忙しく…頑張りたいとは思っているので、待っていただけると光栄です (2016年8月6日 3時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:純粋林檎 | 作者ホームページ:http://KAITO
作成日時:2015年3月20日 20時