黒「男性恐怖症の彼女は」 黄「キセキの世代に好かれていて」 紫「我らが元主将〜」 貴「赤司君の彼女です…///」 緑「高校編なのだよ」

嘘でしょ………？ ページ25

私は少し、白谷さんを観察した。


人から学べるものもあるだろうし。


何より敵を視察することは大事なことだと思ったからだ。


ただ………




「白谷様、スポドリの用意ができました」


白「ありがとう♪」


白谷さんはなにもせず、全部周りにいる男子にやらせているのだ。


こんなのズルい！！


「またやってるよ白谷さん……」


入り口にいる女子達がヒソヒソと話している。


貴「ねぇ、またってどういうこと？」


「白谷さんはああやって男子達を使ってズルすることがよくあるのよ。


先生にわざと大変な仕事を頼まれて、男子達にやらせてるのよ。

でも白谷さん家はお金持ちだから、誰もなにも言えないのよ」


最低………



貴「白谷さん！！」


白「あら、月野さんごきげんよう」


貴「なんでこんなこと……


そんなことしてマネージャーになったって、レオ姉は貴女のこと好きになんかならないよ！？」


白「なんのことかしら……」


「今、白谷様は仕事をなさっているのだ。言いがかりをつけるなら帰れ！」


私はその場から離れた。


私は自分の力で


自分の力だけで勝つ。


絶対に白谷さんには負けない！！

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