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パーティだなんて言ったけど
特別何かするわけでもなくって
結局いつもの昼休みの屋上や
放課後のファミレスとなんら変わらない
この変わらない日々がずっと続けばいい
1人椅子に座って皆をながめる
北斗「疲れた？」
「皆無邪気で微笑ましいなって思って見てた」
北斗「何目線だよそれ笑」
「1年前じゃ考えられなかったもん、松村と仲良くなるなんてね」
北斗「俺、Aとは一番仲良くなれないタイプの女の子だと思ってた」
「なんでよ」
久しぶりの苗字呼びが逆に新鮮で2人してクスクス笑う
北斗「うるさいじゃん。俺は静かに過ごしたいのに。あと俺がこっから入ってくんなって線引いても土足で入ってきそうだし、実際入ってきてるし」
迷惑だ、そう言って笑う北斗は嬉しそうで
北斗「なのにお前はこっから入ってくんなってすぐ線を引くよね」
自分勝手だよね、そう言って笑う北斗は切なそう
でも北斗はさ
いつもその線のギリギリのところで待っててくれてるよね
それでさ
私が泣きそうな時はいつでも線を越えてきてくるよね
「そういえば北斗のお家はサンタさんきたの？」
朝見たメッセージは結局返信しそびれたまま
北斗「ん〜きたことにはきたのかな。」
「何貰ったの？」
北斗「可愛いサンタさん」
「は？なに？」
北斗「ヒゲの生えたおっさんじゃなくて、可愛いサンタさんがきてほしいなってお願いした」
「きたの？」
北斗「うん、目の前にね」
目の…前？
「私…？」
北斗「ジェシー、ナイス」
北斗まで樹みたいなことを言いだして慣れてきたこのサンタの格好がまた急に恥ずかしくなる
北斗「Aは？結局サンタさんきたの？返信なかったけど」
「悪い子のところには来なかったみたい」
返信しそびれた理由が大我といたからなんて言えるわけもなくて、相変わらず気持ちが揺れている私のところにサンタさんなんて来ないんだ
北斗「悪い子ってなんだよ」
また私の引いた線の前で待っててくれる北斗
高地「北斗交代！俺もうこいつらの相手無理」
ジェシー「コーチィー！」
高地「お前マジでしつけぇ！」
北斗「ちょっと助けてやるか」
良いタイミングで高地君が入ってきて
線の前から立ち去る北斗の背中を見送った
「サンタさん手紙書けばよかったなあ」
いつか本当に北斗が去ってしまう日が来るんじゃないか
そんな不安に襲われながら
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無名ちゃん(プロフ) - ポップコーンさん» ありがとうございます(^^)なかなか進まない展開で申し訳ないですが、楽しみにしていただけると嬉しいです(^_^) (2018年11月26日 14時) (
レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 切なくて切なくてもどかしくてもどかしくて…ここからの展開が楽しみすぎて夜も眠れません！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - 紫央さん» コメントありがとうございます(^^)そう言ってもらえると励みになります！頑張ります(^^)これからも楽しみにしていただけると嬉しいです (2018年11月20日 13時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紫央(プロフ) - めっっっちゃ面白いです！！最近占ツク見てなかったんですけど、急に占ツク開きまくるようになりました笑笑更新これからも頑張ってくれたら嬉しいです！！ (2018年11月17日 23時) (レス) id: 18d2042c72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年10月3日 21時
