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「ねぇ、天馬君。もしも、昔すっごい仲良くて、大好きだった人と喧嘩はしてないんだけどなんか色々あって避けてたのに、今更になってまだ好きって分かったんだけどどうしよう」
「前半と後半の内容が合ってねぇよ」
あ、ほんとだ。もしもの体で話すつもりだったのに。まあ、いいか。天馬君だし。
「知らねぇなぁ、赤娘のお悩み相談なんてするつもりねぇしなぁ」
「うん！そう言うと思った！」
期待はしてなかった。多分、最近の事を話したかっただけだと思う。それで、天馬君の中途半端さに甘えたんだ。
「天馬君ってなんか羨ましいなぁ。THE、自由！って感じで」
私が笑い混じりに言うと天馬君は「うっせぇ」と睨んでくる。本気で睨んだ訳では無いのだろう。実際、大して恐くも無かった。
「ごめん、ごめん。あ、私そろそろ戻らなきゃ。今お昼休憩中だったの忘れてたや」
少し余裕はあるがこのくらいで良いだろう。勘久郎が大丈夫かも気になるし。
「あぁ、そうか。じゃあな、赤娘ぇ」
自分の分のお金を払って店を出る。ほんとは天馬君の分も奢ろうと思ってたけど、流石にあの量はきつい。
さぁ、早く戻ろう。
何より勘久郎が心配だ。あいつは人に見せない所で努力して、しんどい事も隠すのだ。それがさも当たり前の様に振る舞って。
そんな、私に張り合うレベルの馬鹿なのを私は少し関わらない間に忘れてしまっていた。
病院に戻れば勘久郎がいる。どんな顔をしていいのか最近少しだけ分かった気がする。自然体で、なんて難しすぎて出来ないけれど、少しそれに近いような。
さあ、君に会おう。
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クリスマスネタ、もっと甘々にしたかった。
何て言うの？あの…ね、甘いやつにしたかった。
まぁ、どうせ考えてるだけでショートしかけて書けないんだけれど。
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水麟 - 紅 こべにさん» ありがとうございますっ！凄く嬉しいです！(満面の笑み) (2019年5月3日 16時) (
レス) id: 65c8c71a9b (このIDを非表示/違反報告)
紅 こべに - 面白すぎませんかこういうシリアス大好きです（真顔） (2019年4月27日 6時) (レス) id: 64e65a2b60 (このIDを非表示/違反報告)
水麟 - おりんさん» ありがとうございます！嬉しいの一言です！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: 0dc0777a12 (このIDを非表示/違反報告)
おりん - 水麟さんの作品は全部好きやなぁ…（キラキラ） (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
おりん - え、何これメチャおもろ (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水麟 | 作成日時：2018年11月14日 16時
