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-13-(つづき) ページ17

「か、勘久郎かぁ…どうかした?」
勘久郎はクスクスと笑い目を細めた。
「さっき言ったじゃないスかぁ。どうスか、久々な仕事は」
あー、確かに言ってたなぁ。あははっ
「えっと、うん、大丈夫だよ。」
「さっき、寧々ちゃん来てたみたいっすけど?」
あらら、そこ聞きますか。
「あー、そうなんだよね。そろそろ休憩してくださいって怒られちゃって」
「怒られるって…どんな状況スか…」
呆れ気味に笑い、私の顔を見た。
「って、まだ休憩とってなかったんスか!?」
「え!?うん、そうだけど!?」
「なにやってるんスか、働き過ぎッス!」
「えぇ!?いつもよりも全然楽だよ!?」
「それッスよ!」
あれぇ、なにこれデジャブ?
「全く、昔っから変わんないすねぇ!そんなに働いてたらいくらAだからって限界はあるんスよ?」

「え、う、うん?分かったよ?さっき寧々ちゃんにも言われたし…」

私が答えると、勘久郎は「あ、そうだったスね」とペースを戻した。
なんだ、私の知らない間に水度坂家はこうゆうテンションの家系になったのか。
それより、勘久郎にしろ寧々ちゃんにしろ、少し心配しすぎだ。

「あ、そうだ。Aも休憩まだなんスよね。僕もいまからスけどどっかいくスか?」

「え、私はお弁当持ってきたから…って、え!?散々私の事叱っといて自分がまだ休憩取ってなかったの!?」
「あ、ばれたスか」
「ばれたって…」
半ば呆れ気味に私が呟いた時。

「あ、A」
「ん?なに?」

「あそこ、」と勘久郎が指指したのは、式神だった。それも、私のお弁当を持っている。

「あ、あぁぁぁあっ!」

そして、私の悲鳴と共に勘久郎と昼休憩のためにメインストリートに出掛ける事が決まったのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

金土日曜日で、平日の妄想を全て発散するというやつ。
もう、ずっと休日だったらいいのにって、毎日思ってる。
そんなんだから、友達少ないのよ⬅⬅⬅

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設定タグ:双星の陰陽師 , 水度坂勘久郎   
作品ジャンル:アニメ
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水麟 - 紅 こべにさん» ありがとうございますっ!凄く嬉しいです!(満面の笑み) (2019年5月3日 16時) (レス) id: 65c8c71a9b (このIDを非表示/違反報告)
紅 こべに - 面白すぎませんかこういうシリアス大好きです(真顔) (2019年4月27日 6時) (レス) id: 64e65a2b60 (このIDを非表示/違反報告)
水麟 - おりんさん» ありがとうございます!嬉しいの一言です! (2019年4月1日 19時) (レス) id: 0dc0777a12 (このIDを非表示/違反報告)
おりん - 水麟さんの作品は全部好きやなぁ…(キラキラ) (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
おりん - え、何これメチャおもろ (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水麟 | 作成日時:2018年11月14日 16時

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