ママちゃう！4

またやらかした？ ページ3

　
　
　
　
窓から漏れる朝の暖かな太陽の光。
隣にはスヤスヤとかわいい寝顔で眠る大ちゃん。
　
　
「んー…ふぁぁぁっ。…朝？
　…………………………ん？！朝？！？！」
　
　
え？なんで？！
ちょっと待って！確か昨日珍しくみんな揃って飲んでて
そこに私もノンアルのカクテルで参加して…。
いや、参加して…なんで今、朝なん？！
私、またやらかした？！

　
　
思い出されへん。
　
　
…うん、思い出されへんものはしょうがない。

　
　
　
　
　
　
　
キッチンに行くと昨日の晩酌の跡形もなくキレイに片付けられている。
　
わー、みんなで片付けまでしてくれたんや…。
　
　
とりあえず今は朝ご飯を作ろう。
うん、昨日みんな飲んでたし味噌汁から作ろうかな。
　
　
そういう訳で和食中心に朝ごはんを作っていく。
　
　
ガチャッ
黄「あっ、A、おはよう。体調は大丈夫そう？」
　
　
「じゅんくん、おはよう。あの…昨日の事なんやけど…。
　私飲んでたのノンアルやんな？私ノンアルでも酔っ
　ちゃうようになったんかなぁ？」
　
　
黄「あはははっ、そんな訳ないやろ。Aが2本目に
　 飲んでたのノンアルやなくて9%のストロング
　 やってん。」
　
　
「はぁっ？！9%？！？！えっ、待って！なんで？！
　私2本目もおんなじとこからノンアル取ったで！」
　
　
黄「あー、冷蔵庫ん中ノンアルとストロングとおんなじ
　 とこに入ってたみたいやねん。まぁ、犯人は流星や
　 ねんけどな。」
　
　
「そんなぁ！まぁ、ちゃんと確認しなかった私も悪い
　けど…。」
　
　
黄「んで、今回もA寝ちゃったんやけど、今回は
　 望がAのこと部屋まで運んでくれたから。」
　
　
「のんちゃんが？あぁ、もう起きてきたらお礼言わな。」
　
　
黄「あっ、後のんちゃんが部屋まで運んだ時にしげが起き
　 てもうて。中身大人の方やったからこの事知ってん
　 ねんけど“説教や！”言うてたわ。」
　
　
「えぇっ？！私また大ちゃんに怒られるん？！
　…はぁ、嫌やわぁ。」
　
　
　
　

　
はぁ…、大ちゃんをいつも起こす時間までもう少し。
　
　
　
　
　
　
　

　
　

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