ママちゃう！4

じゃーん！ ページ13

　
　
　
　
橙side
　
　
今日オフやった崇裕ともんちにも手伝ってもらってバーベキューの準備も完了。
　

「あっくーん！」
　
　
橙「おっ、来た来た。おー、望も帰ってきてたん？」
　
　
桃「おん、今帰ってきたとこやねん。」
　
　
「わぁっ！すごい！！こんなに準備してくれたん？
　たかくんとともくんもありがとう。」
　
　
緑「淳太と流星ももうすぐ帰ってくるって。肉も買うて
　 きてくれるって。」
　
　
赤「やったー！肉ぅ！！」
　
　
橙「Aとしげ、こっち来て。」
　
　
とっておきの物が見せたくてAとしげを手招きする。
　
　
赤「なに、なに？なんかええもんでもくれるん？」
　
　
橙「じゃーん！作っちゃった。」
　
　
「…へ？つ、作っちゃったって、これピザ釜？！」
　
　
赤「えっ、照史1人で作ったん？」
　
　
橙「せやで。調べてみたら意外に簡単やったで。しげ、
　 ピザ食べたい言うたやん。」
　
　
赤「いや、言うたけど。」

　
桃「いや、待て待て待て待て！俺らパパジャニの
　 ピザ釜の回の時4人がかりで作ってんで！」
　
　
緑「な、びっくりよな。しかも俺らの作ったのより
　 クオリティ高いっていうね。」
　
　
紫「俺ら来た時にはもう完成してたもんな。」

　
赤「ほんま照史人生何周目やねん！」
　
　
桃「あれ？A、どうしたん？」
　
　
お嬢さん、さっきから口ぱっかーん開いたまま固まってはるけど、どないしたん？
　
　
　
　
　
　
「えっ…、好き…。」
　
　
　
　
「「「はぁっ？！？！？！？！」」」
　
　
　
　
ほんま、かわええなぁ。
　
　
橙「あはははっ。ほな、A嫁に来る？」
　
　
「行く！」
　
　
桃「あかーーーーんっ！！」
　
　
バッとAを庇うような前に出てきた望。
チラッともんちの様子を伺えばジャックナイフ時代を
思わせる鋭い目つき。

あかん、調子乗りすぎたかな、と崇裕に助けを求めるも
ヘラッと苦笑いで返された。
　
　
赤「でも、まぁ照史が義理の弟とか悪くないよな。」
　
　
　
重岡さぁぁぁぁぁん！もんちの顔見てから物言うて！！
お前の大好きな神ちゃんがすんごい顔なってんで！
　
　
紫「あっ、ちょ、ちょっとおちぇ…落ち着こか！」
　
　
崇裕、お前も落ち着け！
　
　
　
　
　
　
　
　

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