ママの事守る! ページ33
翌朝、今日からみんなお仕事
再開です。
「大ちゃーん、朝やでー!」
赤「…うぅん、まぁま?」
「うん、大ちゃんおはよう。」
今朝の大ちゃんは3歳のようです。
今日もライオンさんと一緒に顔を洗い、朝ごはんを食べます。
赤「あんなぁ、だいなぁ、今日はサッカーやりたい
ねん。」
「そうなんや、じゃぁ、後でやろうね。」
紫「なんや、大毅ぃ、今日はサッカーやるんか?
ええなぁ。」
赤「おん!こたちとやんねん!」
あ…
桃「あー、大毅ごめんな。今日のんちゃんお仕事
やねん。」
赤「えっ…。じゃぁ、りゅうせは?」
青「ごめんな、大毅。今日みんなお仕事行かなあかん
ねん。」
赤「……っうあぁぁぁぁぁんっ!!
いややぁぁぁっ!」
そうだ、3歳の大ちゃんは知らないんだった。
橙「大毅、こっち向いて。照史の話聞いてな。」
赤「うっ…グズッ…何?」
橙「今日からな、みんなお仕事あんねん。
でな、そうするとお家には男の子は大毅だけの
日もある。
そしたらAの事守れるの大毅だけやんか。
大毅に俺らの代わりにAの事守ってほしい
ねん。
大毅、出来る?」
赤「…んっ、だい出来る。
ママの事守る!」
橙「うん、大毅、ありがとうな。」
緑「大毅、終わったらなるべく早く帰ってくるから
Aの事よろしくな。」
赤「うん、だい、がんばる!」
コソッ
黄「ごめんな、A。後よろしくな。」
「うん、大丈夫。こっちは任せて。」
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作者名:サマンサ | 作成日時:2021年1月14日 23時