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おはよーぐると(黄) ページ20

黄side


おはよーぐると。

コーヒー片手に新聞を読んでいます。

中間淳太です。





でもな、キッチンの様子が気になって新聞の内容が全っ然頭に入ってこん。



橙「淳太くん、おはよう。」


黄「おん、おはよう、照史。」


橙「淳太くん、どないしたん?」


黄「えっ?何が?」


橙「顔!緩み切ってるで!」


黄「えっ?!ほんま?!」


やばい、顔に出てもうてたらしい。


黄「ちょっと、キッチン見てみてよ。」


橙「キッチン?あぁ、Aともんちやん。

  ……あの2人めっちゃかわいいな!」


黄「せやねん!」


Aと神ちゃんで朝ご飯作ってくれとるんやけどな。

神ちゃんって小さいやん?

でな、Aは神ちゃんよりもっと小さいねん。

見た感じ15センチくらい違うんとちゃう?

その小さい2人がな“仲良くご飯作ってる新婚さん”って感じでめっちゃかわいいねん!!

おじさん、きゅんきゅんしちゃうわぁ。



橙「楽しそうやなぁ。
  何の話してるんやろな?」


黄「あの、Aが神ちゃんに対して身長差で上目遣い
  になっちゃうの、めっちゃ良くない?!」


橙「ほんまや、キッチンであんなん憧れのシチュエー
  ションやんな。」


黄「神ちゃんも、あんな目で見られたら好きになっ
  ちゃうんとちゃう?」


橙「そんな、淳太くんやないんやから、いくら
  もんちでもそれはないんちゃう。」


黄「確かに、俺やったらあのシチュエーションに
  なったら好きになってまう。」


橙「思春期おじさん、簡単やな…。」

小さい思ってたやろ(緑)→←お兄ちゃん



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作者名:サマンサ | 作成日時:2021年1月14日 23時

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