第14話 ページ14
「はい、もしもし」
「ん？こんな時間に電話？」
......................................................
「あのっ、ところでなんで今日は…あの…低脂肪…なんでふか？」
か、噛んだー！！！！！
「ファーwwwしゃちょーさんもしかしてやけどだいぶ緊張しとる？ご飯食べいくやけやしそんな気ぃ張らんでええよ。まあ低脂肪なんわ、ちょお周りの目がな」
内緒とでも言うふうに人差し指を口元に当てる仕草でさえもとてつもなくかっこよくみえた。
ほないこかとファットガムさんの後ろを歩こうとした時だった。
「社長！！！！」
「ん、！？！え！？なに！？めっちゃびっくりした！！！！！」
息を荒くして駆けてきた部下2人の慌てように、ふざけている場合じゃないのはみてとれた。
「ダメですよ！私のミスで社長の楽しみを奪う訳には…！」
「そんなこと言っても社長がいなきゃ対処できない案件だよ！」
「まって、何があったの？仕事？」
2人して黙り込んでしまった。
多分、私のこれからの予定を汲んでくれてるのか〜…！
何があったのかは詳しくはわからないが、恐らく重大なミスなはず…
「う〜〜ん…よし！しょうがない！運が悪かった！」
にぱっと部下2人に笑いかけた。
「やらかしちゃったものは仕方ないし、しょげちゃう気持ちもわかる。けど、困ってる人がいるんだから助けられる私たちがやらなきゃダメでしょ？」
「「社長…」」
ファットガムさんとご飯食べいきたいし、よりによってなんで今日なの〜とも思ったけど私はこの2人の上司だから、そんな事言ってられない。
「ファットガムさん、お食事せっかく誘ってもらったのにすみません。これお礼のお手紙と差し入れです。これからもこの町をよろしくお願いします」
深々と礼をして、お手紙と差し入れを渡した。
食事に誘われた晩から夜な夜な考えて書いた私の気持ちを全部詰め込んだ手紙。
ファットさんの返事も聞かず、部下と共に事務所への道を帰った。
頑張って巻いた髪の毛をバレッタで一纏めにして、今日のことをなかったことにした
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彼岸花 - 夢主が熱を出してる時にこっちまで熱が出そうになりました…ヤバい…本当にヤバい…キュンキュンし過ぎてキュン死にしそうになりました！更新待ってます！！ (2020年3月27日 2時) (
レス) id: 20dc08c091 (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - すごく好き！！(直球)更新待ってます！！ (2020年2月15日 15時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - 滅茶苦茶面白くて好きです……！ただ、ごめんなさい……最初タイトル見た時に"ファットガムガチ勢"を"ファットガチムチ"と読んでしま(( (2020年2月8日 22時) (レス) id: a3e985f800 (このIDを非表示/違反報告)
死穢八斎會・ヴィラン最高(プロフ) - すき (2019年12月17日 21時) (レス) id: 88daa40424 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - めっちゃ好きです！！更新頑張ってください！ (2019年12月16日 0時) (レス) id: 8483ab858b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サワークリーム | 作成日時：2018年10月14日 22時
