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二階の1番端っこの教室の窓から、マルちゃん先輩の隣にいる忠義くんが見える。
大「まだ帰ってなかったん？」
「今ね、お迎え待ち！忠義くん達は休憩？」
大「いや、マルが演奏うまくいかんくて、窓開けて叫ぼうとしたら「Aちゃん見つけて、叫んでしもうたんです〜♡」
大「ちょお！マル！電話とんなや！」
電話口で忠義くんの声が聞こえたり、マルちゃん先輩の声が聞こえたりする。2人がわちゃわちゃ話してると、キャッチを知らせる着信音が鳴った。
「ごめん！キャッチ入った！たぶんお迎えと思うから、電話切るね？部活がんばってね！」
大「ありがとう！気をつけてなー！」
忠義くんとの電話を終えて、ヒナちゃんに折り返す。1コール鳴り終わる前に繋がった。は、早い。笑 見つけやすいように校門から道路側に出とく。
「あ、もしもしヒナちゃ「おーおったおった！」ブチッ
切られた！！！
思わずスマホの画面を確認する。バイクの音が近付いてきて前を向くと、見覚えのあるおにーちゃんのバイク。
村「A！大きなったなあ」
「ヒナちゃーーーーん！会いたかった！」
私の横まで来てバイクが止まる。
がちゃがちゃの歯！ヒナちゃん！本物！
バイクに跨ったままのヒナちゃんに再会のハグ。
「髪の毛茶色！ロン毛！歯がちゃがちゃ！」
村「久しぶりの再会でいらんこといいなや！ほれ、さっさ行くで」
バシッと頭を叩かれる。相変わらず容赦ないツッコミ…ちょっと嬉しい。笑 ハンドルにかけてたメットを渡されて、被りながら校舎を振り返ると、さっきまで一箇所しか開いてなかった教室の窓が3箇所くらい空いていて、それぞれの窓から忠義くん、マルちゃん先輩、ヤス先輩と…もう1人、知らない人がこちらを見ていた。
知らない人に頭を下げて、忠義くん達には大きく手を振ると、みんなも手を振り返してくれた。
村「A、行くで」
「はーい！お願いします！」
ヒナちゃんの後ろに座り、ぎゅっと腰に抱きつくと、それを確認したヒナちゃんがバイクを走らせた。
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おゆ(プロフ) - Nakamuさん» パスワード解除いたしました！！！お待たせしました！^o^ (2019年6月21日 12時) (
レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
Nakamu(プロフ) - 初めまして、続編のパスワード教えて下さい！！よろしくお願い致しますm(*_ _)m (2019年6月21日 9時) (レス) id: f5561078e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆ | 作成日時：2019年4月17日 0時
