呼び出し ページ29
下校時間。
軽音楽部は、月水金が活動日で決まってるから、忠義くんは部活に行った。部活がない日も、暇な人は部室に集まってるみたい。校内だと文化祭が一番大きいイベントだから、近いうちにどこかのライブハウスで演奏させてもらえるように練習してるんだって。部活のことを話す忠義くんは、すごくいきいきしてて、好きなことしてるっていいなって思えた。
お昼はお弁当で、いつもは玉ちゃんと一緒だけど、今日は学食組の忠義くんとさっちゃん達が誘ってくれたから、お弁当を学食に持って行って一緒に食べた。途中からマルちゃん先輩も来て、たくさん笑わせてもらった。元気がなかったの、気にしてくれたのかな？って思うと、もううじうじするのはやめよう！って、前向きになれた。みんなに感謝せねば。
今日はよこちょとヒナちゃんに会えるんだから、そう思うと、テンションが上がる。帰り支度を済ませて、教室を出た。
「………」
教室を出ると、腕を組んで廊下の窓にもたれかかる女の人が3人。見たことないから、先輩っぽい。気にせず素通りすると、少し距離を置いて3人が歩き出す。…え、ついてくるの？たまたまかな、なんて思いつつ、靴を履き替え、校門に向かうために外へ出た。
？「ねえ」
？「ちょっと、いい？」
外に出た途端に、行く手を阻むように私の前に現れたさっきの先輩達。はじめましてだし、用事なんて見当がつかない。それに、雰囲気からして、嫌な感じがする。あの、あれだ。呼び出し、ってやつだ。
「なんでしょうか？急いでるんですけど」
先輩� 屮魯叩△曚鵑叛鍵婬ぁ�
先輩�◆屬呂莉�わらせたかったら、場所変えよ？」
ええええええ。ほんとに呼び出しだ。
大人しく平和なスクールライフを送れてたのに。
なんだ。何の用なん！？高圧的な言い方で有無を言わさない先輩達に、元やんの血が騒ぐ。いきなり手首を掴まれて連れて行こうとするから、咄嗟にその手を振り払った。
「ちゃんと、ついて行きますから。話、はよ終わらせてくださいね？」
眉間にしわを寄せた先輩だったけど、大人しくついてくることが分かったら、スタスタと歩き出した。方向からして、体育館裏とか？ど定番な呼び出しスポット。早よ終わらんかな、なんて他人事のように考えながら、先輩達の後をついて歩いた。
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おゆ(プロフ) - Nakamuさん» パスワード解除いたしました！！！お待たせしました！^o^ (2019年6月21日 12時) (
レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
Nakamu(プロフ) - 初めまして、続編のパスワード教えて下さい！！よろしくお願い致しますm(*_ _)m (2019年6月21日 9時) (レス) id: f5561078e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆ | 作成日時：2019年4月17日 0時
