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ﾁｭｯ ﾁｭｯ…
息をつくことを許さないくらいのキスが私を襲う。
酸素が足りない中で懸命に太輔だけを求めて彼の首に腕を回せば、
ニヤッと満足そうに笑った彼の手が服の中に侵食して
徐々に上へとあがってくる。
太輔はいつも優しく私を抱く。
手も、視線も、…最後も。
星哉は気分によって私の抱き方を変えるのに、
いつも変わらない太輔の抱き方は
物足りないと思うこともあったけど、その分私を安心させた。
____なのに今日は
いつもより激しくて、、強い…？
f｢全部は脱がさないから。｣
何だろう、
なぜか少し、悲しそうにも見えるような表情で私を愛し続けてる。
｢…っ…あ…｣
f｢ふふっ、ここA好きでしょ？｣
無言で太輔を見続ければ
f｢そんな顔…中島さんも知ってるわけ？｣
｢っ！！｣
強く刺激される。
f｢…ﾊｧ ここ、中島さんは知ってるの？
俺だけしか知らない？｣
私は整わない呼吸のままに
｢た…すけ？
な、んか今日…
っん …！ ｣
f｢ごめ、今日ちょっと優しくできないわ｣
そして再度深くて溺れそうなキスが繰り返される。
深く堕ちては離れて。
また触れて。
食されるように私の唇は形をなくす。
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作者名：れんり。
| 作成日時：2019年3月3日 14時
