味方最大の脅威さんは、軍医さんに恋をした様で。【wrwrd】【軍パロ】

24.勘違い ページ25

zm「……ちゃん。…Aちゃん。Aちゃん！」

「んっ……。」







パチパチと瞬きして、目を開くとドアップでゾムさんの顔が見えた。







びっくりして後ずさると、ゴンっと背中をベッドにぶつけてしまう。







zm「ちょちょちょ…。Aちゃん、大丈夫か？」

「いてて……。大丈夫です。…今、何時でしょうか…？」

zm「7時過ぎやけど……。俺昨日、Aちゃんに変なこと…しとらん…よな？」







少し心配そうにゾムさんは尋ねた。







私の頭の中に、ふっ、と告白の事やら甘え上戸の事やらがフラッシュバック。







……言った方が良い…かな。







……告白は言わない方が良さそうだな。ゾムさんの顔的に。







「何にも無いですよ。あ、でも、ゾムさん私の手掴んだまま、離してくれませんでしたよー？お酒飲むと甘え上戸になるんですね。」







ふふ、と微笑む。







ゾムさんの顔がほんのり赤くなった。







zm「ほんまごめん、Aちゃん……。」

「大丈夫ですよ。なんか可愛かったですし。」

zm「記憶から抹消してや……！」







うぅ…と赤い顔で頭を抱えるゾムさんを見て、私はまた微笑んだ。









ゾムさんの部屋から出て、廊下を歩いていると、ばったり鬱さんと遭遇した。







「あ、おはよう御座います、鬱さん。」







鬱さんの顔がぽかんとしている。







「鬱さん？」

ut「Aちゃん……。」







鬱さんの口が開いた。







ut「……誰と付き合ってるん？」

「は！？」

ut「この先の部屋と言えば……ゾムにショッピにロボロにシャオちゃん……誰や？」

「いやいやいや…。」

ut「はッ！？まっ…まさか…事後！？」

「はあっ！？」

ut「Aちゃん…変な男には気を付けるんやで…。」

「私、誰とも付き合ってませんし、事後でもありませんッ！！！」







鬱さん…どんだけ勘違いをしたの…！？







こんな所を他の人に見られたら誤解広がるでしょーが！

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