国宝級センター３ (ページ17)

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一休みページ17

風磨side

撮影が終わったのに勝利とAが帰ってこないから楽屋で待ってると、

勝利「あと少しだから。椅子座れそう？どうしたらいい？」

A「っ、椅子、、」

聡「はい、椅子…！」

よく分かんないけど、

とりあえず苦しそうなAが勝利の肩を借りてて、

松島が咄嗟に椅子を出して、

Aは1分かけて椅子に座って…

Aが落ち着いたところで俺たちもなんとなく察する。

健人「勝利、どういうこと？」

勝利「いや…俺もよく分かんないんだけど…」

どうやら俺たちの知らないところで何かあったようで、本人のみぞ知ることだと思ってたんだけど…

A「私も正直なところよく分からないけど、ジャンプしたら急に腰が痛くなって…」

風磨「お前も分かんなきゃ、もう誰も分かんないじゃん。予兆とかあったんじゃねぇの？」

A「うーん、ちょっと痛かったかなぁ…違和感はあったような…？」

いや、1人で歩けないくらいの痛みが突然出るなんてそうそうないから。

まあ本人がわからないならどうしようもないけど…

とりあえずマネージャーを呼んで、すぐ病院に行って検査してもらうことに。

A「…ちょっと待って、今動けない…」

勝利「うん、動けそうだったらでいいから。」

健人「本当に大丈夫か？相当ヤバイんじゃない？」

A「大丈夫、立つから肩貸してくれる？」

聡「じゃあ僕たちもせーので立つから。」

A「うん、ありがと、」

マリ「せーの、」

A「っ、いたいいたいいたいたいたい！」

時間が経てば立つほどAの痛みは増すばかりで、

結局男5人がかりでゆっくり立たせて、車まで移動した。