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キヨ「Aも分かってると思うけどさ、こういう活動してる時点で色んな意見あんじゃん？いいことも悪いことも」
「うん」
キヨ「だからほら、あー…」
喋りだしたものの、滅多にAと真面目な話をする機会もないわけで。
いざ言葉にするのはなんか気恥ずかしくて、テレビに映ったままのリザルト画面を見る。
そんで急に口篭った俺の方を向くAの視線がめちゃくちゃ痛い。
キヨ「俺いるから。なんかあったら今度はすぐ助けられる、し」
「えっ」
キヨ「だからなんも気にしないでさ、Aのやりたいようにやってみたらいいんじゃねぇの？」
「…あはは、なんだそれ。キヨのくせに」
キヨ「うっせぇ。恥ずかしいんだからあんま言うな」
このこの、と肘で俺の腕を軽く突っついてくるAにやめろと押し返す。
俺の予想は当たってたようで。一瞬だったけど、Aの目にはちょっとだけ光るものが見えた。
まぁ俺が一緒に撮りたいってのがほとんどなんだけど、Aが抱えてるトラウマをちょっとでも和らげるなら、と思って誘ったのも本当。
久しぶりに弱々しいAを見て、こいつは俺が守ってやりたいと改めて思った。
「っ…なに、甘えんぼキャラ？」
急に色んな感情が込み上げてきて、気付いたらAを抱きしめていた。
びっくりして固まってたAだったけど、しばらくするとAの腕も俺の背中に回った。
「キヨ、いつもありがとね」
キヨ「ん」
ゆっくり身体を離してAを見る。さっきよりも明らかにすっきりした顔になっていた。
…あー、やっぱ好きだわ。
気持ちを誤魔化すように頭をわしゃわしゃと撫でると、シャンプーか！と珍しいツッコミを入れながら俺の手を抑えて笑うA。
そうやってなんも考えずに笑ってりゃいいんだよお前は。
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こつ(プロフ) - シェーマさん» 見ていただいてありがとうございます！遅くてごめんなさい！！しばらくゆっくりになると思いますが、できるだけ更新できるように頑張ります、、✊ (5月21日 17時) (
レス) @page5 id: 80ab0feb7e (このIDを非表示/違反報告)
シェーマ(プロフ) - めっちゃ面白いです!! ぜひ続き書いてください!!!! (5月7日 11時) (レス) @page5 id: b84dbb1b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こつ | 作成日時：2023年1月29日 16時
