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愛佳side
鈴本と織田と話したり遊んだりしていたら夕方になった。ぺーに連絡をいれておく。ぺーは既読がはやい方ではないから返信がこなくても家に行くことが私の中ではあたりまえになっている。
愛｢じゃー鈴本、織田、そろそろ帰るわ。｣
鈴｢えーもう行っちゃうのかよー｣
織｢彼女に会いに行くんでしょーどうせ｣
愛｢ま、まぁ。｣
織｢顔真っ赤笑 わかりやすっ｣
愛｢うるせぇ織田！｣
そうやっていっつもからかってくるんだから。
自分だって実際鈴本のことだいすきではやく二人っきりになりたいんだろうに笑
鈴｢気をつけてね愛佳。また来てよ暇な時にでも！｣
織｢イチャイチャしてこーいまた待ってるから。｣
愛｢うん、ありがと。またね。｣
私は本当に友達に恵まれていると思う。周りはいい人しかいない。
さぁ、はやくぺーに癒されにいこう。今何してるかな。
私はぺーの家への道を急いだ。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
梨｢まなか！おかえり。｣
愛｢ふふ、ただいま。｣
ｷﾞｭｰ
ぺーが出てきた瞬間 愛おしさが溢れてすぐに抱き締める。けどぺーはいつも笑って抱き締め返してくれる。私はこの瞬間がすごく好きだ。
そして、同棲しているわけでもないのに、ぺーの家に来ると必ず｢おかえり｣と言って迎えてくれる。それがとてつもなくうれしかった。
梨｢もうごはん作っておいたよ、食べよう？｣
さすが私の彼女。私が来ることなんて最初からわかってたみたいだ。
愛｢ありがと。お腹空いたしはやく食べたい。｣
梨加が作ってくれたのはカレーだった。誰が作るより美味しい世界一のカレー。私の大好物。
愛｢美味しそ。いただきます。｣
梨｢どーぞ。｣
ﾊﾟｸｯ
うん、相変わらず辛さの加減とかがいい感じ。ちょうどいいというか、このくらいのカレーがやっぱり一番美味しいと思う。
梨｢どう？おいしい？｣
愛｢うんっめっちゃ美味しい。｣
梨｢よかった。すきな人のために料理作るってすごい楽しくて、おいしいって食べてくれる顔が見たいからがんばれちゃうんだ〜｣
梨加がそう言って目を細めた。
あーだめだ私の恋人かわいすぎる。抱き締めたい。今が食事中じゃなかったら完全に襲ってる。
愛｢私ってぺーがいるから本当に幸せ。｣
梨｢おんなじだよ。｣
愛｢じゃあ一緒にお風呂入ろうよ。｣
梨｢それは恥ずかしいからだめ、かな。｣
あーもうかわいい！！！
もうかなりの付き合いなのにお風呂はいつも恥ずかしがって入らない。
それがまた、愛おしい。
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作者名：結冬 -yuto- | 作成日時：2019年1月19日 14時
