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意外、でもないか。茜は恋愛たくさんしてそうだし、色々大人な部分があるからうまくアドバイスをしていそうではある。
A「茜にはたくさん相談したの?」
愛「うん、したよ。いつも的確なこと言ってくれて、私はずっと応援するよって味方でいてくれてた。理佐にも相談してたんだけど、理佐は理佐でてちのことがすきで、邪魔したくなかったから茜にたくさん相談してたんだ。」
へぇ、そうなんだ。私がいない頃のみんな。思い出を共有できない寂しさが少し私の心を締めつけた。
A「でも、茜も付き合ってる人いたんだよね?」
愛「いたいた、よく知ってるね。2人はねすんごくラブラブで、私も理佐も羨ましがってたよ笑」
そんなに仲良しだったんだ、ゆっかーと。
相手を知った今は、なんか前より冷静になっている気がする。
A「なのになんで別れちゃうんだろうね。」
どんなにラブラブでも仲良くても別れはくる。
付き合ってしまえばいつかお別れがくるけど、
友達のままでいればずっと別れなんてない。
私はどっちを選べばいいんだろう。そもそも
選べすらしないかもしれない。
愛「心のすれ違いみたいな、感じなんじゃないかな。」
心のすれ違い、か...
A「それでも仕方ないって私なら思えないなぁ」
愛「そうだよね。私もぺーと別れるなんて考えられないし、もしすれ違ったなら戻したいって思うと思う。」
A「2人のことずーっと応援する気でいるんだから、別れたりしないでよー笑」
愛「しないしない笑 うれしいありがと、」
愛佳が照れたように笑った。ほんと美人だな。
こりゃぺーちゃんもドキドキしちゃうだろうね。
愛「あーあ、私も茜の背中押したいって思うのに、全然いいアドバイスとかできなくて。」
A「この前話した時も、すきな人はいるけど告白はしないって言ってた。このままでいいんだ、って。」
愛「そうなんだよねぇ、勝負事には負けず嫌いでどんどんつっかかっていくのに、恋となるとあんなひっこむんだもん笑」
茜が負けず嫌いということは何度か受けた体育の授業でよくわかった。ドッチボールの対戦とかガチすぎて本当に怖かった笑
愛「私は多分、茜と茜のすきな人は両思いだと思う!」
A「周りから見てもわかる感じの2人なの?」
愛「もちろん。みんな気づいてるんじゃないかなぁ。」
え、なにそれ。私はさっぱりわかんないんだけど。なんか1人だけ置いていかれてるじゃん〜
茜にそんなにお似合いの人がいるなんて。
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作者名:結冬 -yuto- | 作成日時:2019年1月19日 14時