双子の虎を拾いました【呪術廻戦】

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悠仁side



｢Aの返信きた？｣


｢きてない、よっぽど盛り上がっているのかは知らんが、この謝罪は嫌な予感がする｣






……宿儺もそう思うよな…この謝罪が来たということはAも嫌な予感はしていたんだ

嫌な予感って気づいているなら俺らが出る行動は1つしかない…それは宿儺も理解していていつの間にか支度準備が整っている




｢あのばか小娘をお持ち帰りとやらを考えているゴミは排除だ｣



｢言い方……まぁ迎えに行かないという選択肢は俺らにはねーけどよ｣





今日はいつも以上に宿儺の機嫌が悪い…残業なら仕方ないと許してはいるけど、飲み会は絶対許さないマンだ……でもたまにはと思って通したらしい

忙しい中、いつも俺らのことを考えてくれる大切なA…負担にさせたくないからこっちが我慢するのは別に構わない


けどそれがほかの男のためとなると話は違う




｢○○市の○○区だよな｣


｢まぁ……その辺の居酒屋って言ってた｣


｢……って言ってもGPSつけてるから分かるけどな｣





俺と宿儺はAが居そうな居酒屋に向かった






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｢すみません、藤崎Aっていう女性居ませんか？｣



｢ん〜？君はだーれ？｣



悠仁｢Aの弟です｣



おかしいな、この人はAがよく話す同僚だと思うんだけど…写真見たから顔はわかる

でもAがいない……




｢おとーと？…んーA〜？弟くんが迎えに来たよー？｣



｢なぜ嘘をつく…伴侶でいいだろ｣



｢…この人らには通じないだろ、流石に｣




未来の旦那ーですというテンションで行くのは、まぁ一理ある…でもAのために我慢

なんて考えていると宿儺が｢おい｣と俺に声をかけた




｢どったの？｣



｢あの男、消すか殺すかどーする｣



｢……あのハゲの人……上司さんじゃね？｣




…Aがよく愚痴るものだから容姿がなんとなく理解した、しかも腕まで組まれてAは酔ってるのかフラフラだ…飲まされたのか

あと消すも殺すもどっちも一緒じゃん。ダメに決まってるでしょー





｢あー、Aを痛めつけている痴れ者か…いい機会だ教えてやる…誰のものに手を出しているのかと｣



｢ちょっと待て｣





お前が暴れたらAを回収するどころじゃ無くなるじゃねーか！！！

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