双子の虎を拾いました【呪術廻戦】

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あせあせと何事？って2人に聞いたら宿儺は手鏡を持ってきてくれた




｢……自分の目で確かめろ｣



そう言われて私は鏡を手に取って、自分を見ると



『え……！！なにこれ！！！』





どうやら宿儺はあの短期間で私の髪をいじって三つ編みハーフアップにしてくれたみたいだ…

にしてもクオリティが高いな、私でもできない





｢……？嫌だったか？｣



『！？…そんなことない！！ありがとう！！』




｢嗚呼、Aがいい女というものを理解してくれないと困るからな｣




まーたそんなこと言う…ドキドキするから飼い主をからかわないで…！！！

というか私チョロいからダメだよ！！






｢A〜飯食う？食べやすいものにしたんだけど｣



『……べる……たべる……たべるよ』





うちの子が作ってくれた料理だからね、食べない訳にはいかないんだよ







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『……ん〜！！悠仁！ご飯めっちゃ美味しいよ！！』




なんだろう、誰かに作ってもらえる朝ごはんなんて高校生以来？？いや私が高校生の時はほとんど朝ご飯食べてないな、いつも寝坊したし

こんなに朝ごはんが美味しいだなんて知らなかった感じがする…




｢まじ！？やった！頑張ってよかったよ！｣




もーお前は嫁に来い…ナンバーワンだ




｢A……米ついてるぞ｣



『？……どっち？こっち？』



｢馬鹿、逆だ……｣





そう言って私の頬に向かって手を向け米粒を取る宿儺はぺろりと口の中に通した

そんな宿儺の行動に私はもちろん呆然





『……っ……』





コノヤロウ…ちょっとは自分の面がいいってこと自覚して欲しいかな

とりあえず私はそれをかみ締めて悠仁が作ってくれたご飯を頬張りご馳走様をして誤魔化した







AM:6時55分






『あ！もう時間じゃん、電車乗り遅れるからもうい｢小娘…携帯忘れてるぞ｣え、まじ？ありがとう』





相棒の携帯を忘れるなんて、私はほんと悠仁と宿儺でいっぱいいっぱいだな……ハハッ






｢A！まって！弁当！｣





『はへ？弁当？？？』





｢ん、持って行ってちゃんと食べるんだよ？お昼抜いたら俺怒るから｣





『っ〜！！あんまり私を甘やかすんじゃない！ありがとう！だいすき！行ってきます！！』





｢おう〜行ってらっしゃい〜！｣

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