よく分からない京治くん【ハイキュー】

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稲荷崎も無事に部屋へ案内して、全校が集まった。

そして監督、主将、副主将、マネージャー以外の部員たちは体育館に集合し、残りの私たちは各自再び自己紹介をして、合宿について話を聞いて本日は解散




｢おーい、雨宮ちゃーん｣




『……とさ……じゃなくて黒尾先輩、なんですか』




｢ほんと生意気な小娘で何よりですよ…とりあえず挨拶すらできなかったし、少し話しません？

久しぶり元気にしてた？｣




『まぁ……何とか生きてます』







｢なんでそんなネガティブなの……あ、研磨がゲームどー？みたいなこと言ってたぜ？全く、連絡すればいいのに｣



『だってめんどくさいじゃないですか』




｢2人揃って同じこと言ってる〜あ、そうだ赤葦は？｣




『木兎先輩と先に戻りました』




｢あいつも大変だな……相変わらずだろ｣






そうですね……と言えちゃうから困るんだよなぁ
まぁバレーしてる時の彼はかっこいいんだけど。






『まぁ京治くんが何とかしてくれます』





｢結果的に人任せかよ｣






だってめんどくさいもん




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『…………』





明日のためにもマネ業を進めなくちゃと思って水道のところに来たら、水道にさんざんにされたスクイズ達

幸い中には何も入ってないからいいけどびちょ濡れで放置されている




え？何これ私が直せと？うちのマネ先輩達は絶対こんなことしないし…烏野のマネも伊達工のマネも…


ええ、なにバレー部の男子の仕業？いたずらなのも程があるというか……







｢もー先輩なにしてるんですか？仕事しないと｣




『………朝こんなのなかったんだけど』




｢え？先輩の間違えじゃ？｣






おん？キミしばかれたいのか？







『山中さんも今これみたの？』





｢ん？なんのことですか？｣






えーと、せめて会話してくれない？







『……まぁいいや』





｢あ、先輩〜！そんなことより、梟谷のマネージャーですよね？あの黒いくせ毛の人めちゃくちゃイケメンやないですか！？名前教えてください！｣





…くせ毛……？もしかして京治くんの事かな？







『副主将？』




｢そーです！私タイプなんですよ！｣




『……自己紹介したよね』





聞いてなかったのかな…でもまぁ一日目だし簡単には覚えられないよね。ってことにしとこ


私優しい先輩だわ






｢早く教えてください〜｣





『あ｢俺は…赤葦京治だよ山中さん｣あ、京治くん』

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