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『……』




ディレクター「五条くん大丈夫かい?固まってるよ」



『っす…………お、あ、えーと、大丈夫っす』



ディレクター「うん、大丈夫じゃないね、とりあえず裏に行って髪のセットからしようか」





今日は初めての共演となり、緊張しながらも現場にやってきた五条……

しかも今日は同期の家入も夏油もいない、夏油は別の撮影があって同伴していなく、家入は休みだ


なので今の五条はまさにほっといたらだめな状態



棒立ちしている五条に、ディレクターはハハッと笑いながら五条を裏に通しメイク要員達に連れて行ってもらった





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ディレクター「五条くん準備完了でーす」




メイクやら髪のセットが終わると現場に向かう五条にザワザワとディレクター達が声を上げていた

女性たちは案の定、キャーキャーと言っている、ちなみに五条はいつもの事なので完全無視だ



マネージャー「あ、五条さんこっちよ〜」



『……おう』



ディレクター「あら今日は妙に緊張してるね〜?大丈夫?」



『平気、ちょっとした寝不足だ』



ディレクター「あらそう、無理しないでね」



『おう』






素っ気ない返事をしているが五条の心の中はとてもうるさい、よからぬ事を考えているのも時間の問題だ






マネージャー「そういえば星ノ宮Aちゃんって五条悟と共演初だよね」


マネージャー「あー確かに…元々2人のジャンルが違うからなぁ…五条さんはもう昔からやってるし」


マネージャー「経験の差?」


マネージャー「それもあるけど星ノ宮さんもだいぶ違うよ、なんたってスカウトだし」


マネージャー「まぁあの顔でされない方がおかしいよ」


マネージャー「確かに」



近くにいたマネージャー達のヒソヒソ話をたまたま聞いていた五条は1度溜息をつき口を開く




『……なぁ』



マネージャー「!?…ご、、五条さん!?」


マネージャー「な、なんですか!!」




俳優の五条に声をかけられて女性のマネージャー達は頬を赤く染めながら返事をする

何人かキャーキャー言っていると



『Aは…顔だけが全てじゃない』



マネージャー「え?」


マネージャー「あ、あの?」



『スカウトの理由知らねーだろ…それ以上言うな』




マネージャーたちの言葉にかなり怒りを感じていたのか殺気を出しながら言葉を放ち五条はここを離れた

〇→←初めての共演



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あみてぃー*(プロフ) - 作者様まじで天才ですよね・・・(スミマセンこれからも応援しています!! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2021年4月1日 8時

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