同担拒否ガチ恋勢【五条悟】

初めての共演 ページ7

:

数日後



『……傑、硝子』


夏油｢悟……｣


家入｢五条……｣



ギリっと目線を強める五条と、ゴクリと喉を鳴らす家入と夏油……


どうやら何か考えているようで……





『俺は今日からクールキャラになる』




2人｢｢いや無理だろ｣｣



『なんでそこハモるし即答なんだよ！』





しかし内容はかなり平和だった、いつものように同期の夏油と家入に辛辣な言葉をむけられている五条




夏油｢あの悟がクールキャラ？無理無理｣


家入｢Aちゃんと共演だからって性格偽るとかクズ極まりないわ｣


『だって〜！！Aたんの好みのタイプ、クールキャラだからな？知らねーの？ハッダッセ！』




なぞのどや顔をしながら偉そうにゲラゲラ笑う五条に夏油と家入もため息しかでない







夏油｢……硝子任せてもいい？｣


家入｢あー私午後からオフだから無理、あとは伊地知に回すね｣


『はーん？？伊地知ぃー？』




伊地知の言葉を聞いた瞬間顔をしかめる五条

そんな五条の顔を見て家入は思い出したかのような表情をした




家入｢あまり伊地知をいじめるなよ、そんな人ってAちゃんにバレていいのか〜？｣


『ぐっ…………っ、Aのためだからな、Aのため、伊地知なんかに……このこの』




家入の言葉に煽られ、わなわなと震える五条だが、夏油はこれで伊地知さんの被害が少なくなると密かに安心している様子……


しかし、五条は段々と耐えられなくなってきたのか夏油の前髪をいじりだした


ちなみに、もう慣れている夏油はもう何も動揺していない




夏油｢……私、俳優辞めようかな｣



家入｢お前が辞めたらこいつ……ぼっちだぞ｣



『は？傑やめたらﾋﾟｰす』



夏油｢寂しん坊かい？悟｣



『俺のAたんについて語れなくなるから無理』



夏油｢……私は話す相手か｣



『つか、早く行かねーと俺のAたんに会えなくなっちゃうぅ♡』



家入｢たんを付けるなたんを｣



『あー呼び捨ての方が夫婦らしいもんな！！あ〜俺のしたことが〜』



家入｢やべ、余計なこと言ったわ｣



夏油｢……私はもう何も知らない｣

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